Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

2009-04-02から1日間の記事一覧

左右のワークハイト差はどの程度付けるべきか?:

さて、ここからは、おやじ得意の図学の登場。ここでは現在、レク艇の試漕で使っているスカルオールの設定値で試算してみる。詳細は下図の通り。 図を見れば分かるが、左右のワークハイト差とグリップエンドのハンドル高さの差の関係は以下の通り: ハイト差…

艇を傾けるのは損:

さて、上記の通り、世界の一流選手はハンドルクロスオーバー時にだけ、左右のグリップを上下に交わしているのではなく、クロスオーバー時の左右グリップ上下の差をキャッチからフィニッシュまでずっと固定して漕いでいることが分かった。思うにレースペース…

世界の一流選手は左右差を保ったまま漕いでいる:

前述の漕ぎ方はMilne選手だけかというと、そうではなく他の世界の一流選手も同じ様にキャッチからフィニッシュまで拳一個6cm程度の左右差をキープしたまま漕いでいることが分かった。例えば: オリンピックM1X 2連覇のノルウェーT選手のクロスオーバー: 世…

世界の一流選手はどうやって漕いでいるのか?:

以前、このブログでも紹介したことがあるが、2003年イタリアで開催された世界選手権LW1Xで優勝したカナダのFiona Milne選手のローイングサイクルのコマ送り写真が下記サイトで紹介されている。 http://www.invernessrowingclub.co.uk/personal/fionamilne/fio…

スカル;ワークハイトの左右差について

スカルのワークハイト左右差をどう設定すべきか、これは難しい問題である。例えば、日ボ発行のRowing For Allにはこう書かれている。即ち、 「一般的にはシングルスカルで5mm〜15mm, クルーボートでは7mm〜20mmくらいである」 嘗ておやじが大学生や20歳代前…