Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

戸田国際、LBRCエイト不発

oyajisculler2018-05-06

今日は戸田国際マスターズレガッタの三日目。
LBRC週末エイトクルーは、55歳以上エイトに出場。(カテゴリーE)

日頃の練習成果を発揮する機会。

レースのスタートは11:15だが、コースでは狭くてまともなウォームアップが出来ないので、少し早めに艇庫へ行き、一度荒川でウォームアップした。
レース当日のアップということもあり、いつもより良い艇速が出た。

荒川でのアップを終え、スタートの25分前に戸田コースへ出艇。

少し余裕を持って岸を蹴ったつもりだったが、コースには藻が浮遊していたり、慣れない高校生クルーが浮かんでいたりして、ステッキボートには3分前に着けた。

今回は、当初のレース組み合わせから変更となり、カテゴリーEの4艇レースとなった。

  • 2レーン:パルテ会(平均57歳)
  • 3レーン:淡青会(平均59歳)
  • 4レーン:稲門ミドル(平均56歳)
  • 5レーン:玉川クラブ(平均59歳)

事前の予想としては、この組み合わせの中では、4レーンの稲門ミドルが最も速いと考えた。パルテ会は、4月の日立明のマスターズ2000mレースで7分切りの好タイムを出したクルー編成とは全く異なる編成であり、パルテには勝てるであろうと予想した。

さて、スタート。静止スタートの5本+ハイピッチ10本では左右のクルーの整調の姿が見えたので、1,2シート出た様に見えた。
コンスタントではハイピッチから一気にコンスタントレートへ落したところ、コンスタントに入ってから左右の稲門及びパルテに追い越された。
稲門には勢いがあったので追いつくのは厳しいが、後半の勝負でパルテは差せるであろうと思った。
ただ、200m付近からバウサイドがサイド負けして進路がバウサイド側のブイに近づいて、ブイ廻りに繁茂した藻にバウサイドのオールが掛かり更にサイド負けする悪循環に陥った。
コックスに、”バウサイド強く”を再三コールさせ、且つ、当て舵を大きく取らせた。しかし、一向に進路はバウサイドに寄ったまま。
この間にパルテ会にも置いて行かれ、500m通過時のパルテとのタイム差は、2秒弱。
バウサイドのサイド負けは更に酷くなり、後半は、船体がコースブイを跨いだ。ブイの周りには藻が繁茂しており、これがフィン・舵に絡みついて、とうとう舵が効かない状態となってしまった。

しかし、2レーンのパルテ会の舵にも藻が絡んで操舵不能となり、750m付近で陸に乗り上げるのを回避するために停止。

これを抜き去り、2位でゴールイン。
しかし、我々も舵が効かないのでゴールする際には船体が3レーンに入ってしまった。幸い、3レーンの稲門には2L以上の差を付けられていたため、衝突はしなかった。

結果は以下の通り。
 レース記録。実際のレースと表示が異なる。正確にはM8+(D)とM8+(E)は別々のレースで実施。M8+(E)は2レーン:パルテ、3レーン:LBRC, 4レーン:稲門、5レーン:玉川

今回はバウサイドのサイド負けと、久々に舵を取った者がコックスをしたため、藻を回避することが全く出来なかった。

普段、荒川で漕ぐ艇速及び漕ぎが出来れば、もっと良いタイムが出せたと思う。

やはり、漕手だけでなく、コックスの実力も要求されるのがボートというスポーツだ。

5月末、熊本県菊池市斑蛇口湖で開催される全日本マスターズレガッタでは、M8+カテゴリーFに出場する。
既に組み合わせが決まっており、我々は団塊号ー玄武と対戦する。
玄武クルーは、今日のカテゴリーFに出漕し、3分32秒の好タイムで優勝している。

我々も全日本マスターズレガッタでの目標タイムは3分30秒切りとしており、何とか勝てる様に残り2回の乗艇練習で備えたいと思う。
残り2回の乗艇では、全日本マスターズレガッタと同じクルー編成となるので、B-side負けは解消されると期待。

今日のレース中GPSデータ:

  1. 100m: 1'56.1/500m, SR39.2 序盤はS-side方向へ進み良い感触(B-side負けするので予めS-sideに寄って置くことが肝要)
  2. 200m: 1'43.4/500m, SR32.3 コックスはB-side負けが頭に入っておらず、コースセンターを狙い、B-sideへ舵を切った。(これが間違い)
  3. 300m: 1'50.0/500m, SR32.1,250m通過時には、B-sideのブレードがブイを跨ぎ、藻に引っかかりはじめて艇速ダウン。
  4. 400m: 1'50.0/500m, SR32.5 この辺りから先は”バウサイド強く”の連呼をS-sideへの当て舵Max状態へ。
  5. 500m: 1'53.9/500m, SR32.5 更にB-sideに寄ったため、船体がコース境界の藻の茂みに入り、舵に藻が絡んで最早、舵が効かない状態へ
  6. 600m: 1'55.6/500m, SR32.5 この辺りで2レーンのパルテが減速。どうもフィンに藻が絡んで操舵不能になった模様。
  7. 700m: 2'00.2/500m, SR32.8 2位は確保したものの、舵が効かず、船体がブイを跨いで隣の4レーンに入り、船体に藻が絡んでスピードが更にダウン。
  8. 800m: 2'01.0/500m, SR32.9 同上
  9. 900m: 2'04.2/500m, SR32.6 同上
  10. 1000m: 2'00.7/500m, SR32.8


<写真>
 11時52分。M8+(E)二位の表彰状を頂いてクルー集合写真
 参考までにM8+(F)の記録。我々より早い9時代のレースで、逆風が吹かなかったのか、良いタイムが出ていた模様。

以上