昨日の午後から雨が降って肌寒い天気となっている。
今日は午前中は雨が降らない予報だったので、午前中に戸田へ行き、荒川でスカル乗艇を実施。
7月上旬、全日本社会人選手権が戸田で開催されるが、この大会の50歳以上シングルスカルに出漕する。
2か月先のレースだが、2000mレースに向けて、今日から中間レート漕をこれまでの1000mから2000mに見直した。
メインの乗艇メニューは、これまで通り、P@F付きの低レートUT漕で変わらないが、2000mを中間レートで安全に通しで漕ぐには、笹目水門の28km地点から26km地点の間で行う必要がある。
そこで、W.Upはこれまでより少し短くし、笹目橋の手前で終える様に見直した。
その先は、笹目橋〜秋が瀬鉄橋間を往復し、大凡2600m x 4の低レートUT漕で行う。
笹目橋を通過後、パドル10本を2セット入れ、その後、28km地点から26km地点の間で、中間レート漕を行うメニューとする。
今日は小雨が少しぱらつく曇天。
日差しが無く、気温は16℃程度と涼しいコンディション。
潮は、岸蹴りの9時過ぎが満潮で、そこから緩やかに下げ潮となるコンディション。
岸を蹴った頃は北北東の風、3m程度。秋が瀬で折り返しの辺りで風向きが少し変わり北東の風、3〜4mとなった。
平日火曜日の午前ということで、荒川は非常に空いていた。私以外で川に出艇していたのは、日本代表チームの男子ダブルスカルが3艇のみ。
往路の秋が瀬までは、モーターボートなどの曳波を全く受けることなく、気持ちよく乗艇出来た。
秋が瀬折り返しで少し休もうとしたところ、鉄橋の近くに設置されていたクレーン台船が係留を解かれて曳船で曳かれる準備をしていた。
台船の後で漕ぐのは嫌なので、秋が瀬では全く休まずに復路のスタート。
復路も気持ちよく進んだが、外環自動車道の500m下流辺りで、下から上がってきたクレーン台船とすれ違った。恐らく、秋が瀬にあったクレーン台船と入れ替わるのだろう。
この台船は曳航型ではなく、プッシャーバージ型で、結構な速度を出していたので、曳波がかなり大きかった。
笹目橋までUTを漕いだ後、最後は2000mの中間レート漕。
この10時半を過ぎたあたりから北東の風が4m程度と強まり、笹目〜戸田橋間は水面が少しチャプチャプ荒れていた。
この程度のコンディションは、戸田コースでも生じる事がある。
逆風レースのトレーニングというイメージで中間レート漕に入った。
SR22で入り、1000m通過後に徐々にレートを上げる形式で行った。
ラストはレート30まで上げて終了。
今日は逆風であまり艇速が伸びなかったが、今後、回数を重ねて艇速アップにつなげたい。
<艇速データ>
P@F付き低レートUT漕:
- 往路1本目(逆流・逆風、笹目〜大曲): 2'36.5/500m, SR16.7
- 往路2本目(逆流・逆風、大曲〜秋が瀬): 2'42.2/500m, SR17.0
- 復路1本目(順流・順風、秋が瀬〜大曲): 2'29.7/500m, SR17.2
- 復路2本目(順流・横風、大曲〜笹目): 2'31.5/500m, SR17.2
無風換算の往復平均: 2'33"6/500m, SR17
2000m 中間レートのレートバリエーション漕(斜め逆風4m程度、水面はチャプチャプ状態):
- 0〜1000m: 2'25.1/500m, SR21.4
- 1000〜1500m: 2'24.4/500m, SR22.9
- 1500〜1750m: 2'14.7/500m, S25.3
- 1750〜2000m: 2'05.2/500m, SR29.6
全平均:2'20.7/500m, SR23.5
<写真>
9時29分。岸蹴り。この時刻ほぼ満潮。
10時20分。秋が瀬到着。折り返し。
秋が瀬鉄橋付近に設置されていたクレーン台船が係留を解いて移動を開始した。
10時34分。大曲。水温19度。
11時11分。揚艇。今日は秋が瀬往復:1時間42分。
藻刈りの様子:
9時02分。オレンジ色の藻刈り取り船が作業開始。
11時29分。和船で運ばれた藻をクレーンで運搬車へ荷揚げ。
以上