Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

東日本選手権、大学生に勝てず

 予選、700m地点付近

今回は、久々に大学生など現役選手が参加するシングルスカル一般レースに参加した。
もともとはWMG60'sのメンバーで付きフォア乃至は無しフォアに参加しようと考えたが、クルーが揃わない為、シングルスカルに参加した。
この結果、11月は毎週末、レースに出場することになった。(東日本以外は、マスターズのHead Race)

レースの結果などは後述の通り。

結論としては、予選及び順位決定戦共に大学生を食う事は出来ず、最下位に終わった。
タイムは、初日は逆風で8'46"、二日目は若干逆風気味の横風で8'43"だった。
このレースに向けた乗艇トレーニングでは、2000m無風換算で8'43"相当の艇速を出していたので、ほぼ日頃の練習通りのパフォーマンスが出たということだ。

今回、レース中盤は、少し高めのSR30で漕ぎ通した。

筋持久力的にはまだ余裕があったが、心肺系の持久力が限界になり、これ以上高い出力を維持するのが難しかった。

漕技に関しては、日頃の練習通りの漕ぎが出来た。

やはり、大学生に比べると、59歳の高齢スカラーは最大酸素摂取量に代表される心肺系機能が老化して衰えている模様。

今回、日頃の練習通りの漕ぎが出来た訳だが、大学生には歯が立たなかった。
レースは競い合い、そして良いパフォーマンスを出した時に勝てないと面白くない。
今回は良い経験になったが、今後は、マスターズレースに専念しようと思う。

以下、二日間の記録及び写真など。

11月9日(初日)=予選

スタートして直ぐに逆風を感じたが、それ以降は1000mまでは、さほど逆風を感じなかった。
200m辺りまでは隣の2レーンの選手の気配を感じたが、500mを過ぎてからは、視界には他艇は全く入らなくなった。
レート30超の高めをキープして先行する他艇を追うつもりだった。
しかしながら、レース後に記録を見るに、2Q以降も差を広げられていた模様。
特に、12500m地点通過以降に強めの逆風を感じた。
1900m地点を通過する前に、トップクルーのゴール音が聞こえた。

レース記録は以下の写真に示すとおり:
 予選レース結果。8'46"(逆風)で最下位。後半のタイム落ちが大きかった。
 M1X 予選記録一覧 出漕26クルー中の22位(8'46")
W1X 予選記録一覧 女子TOPタイムの8'56"には勝てた。(^^)/

レース中、Q毎のペース、レートは以下の通り(GPS SpeedCaochデータより)

  • 1Q: 2'03.3, SR34.0, DPS 7.216m
  • 2Q: 2'11.5, SR30.7, DPS 7.401m
  • 3Q: 2'15.7, SR29.9, DPS 7.407m
  • 4Q: 2'15.2, SR31.0, DPS 7.156m
  • 2000m: 8'45.7 *公式記録:8'46.30*

帰宅後に、パルテ会の松尾さんから、私のレース中の漕ぎを撮った写真集を送って頂いた。
写真を見るに、キャッチレンジが少々短いものの、ブレードワークに関しては、いつも通りの漕ぎが出来ていた。
以下、写真の抜粋。

<予選レース中の写真、700m地点付近>

背面からの撮影:
 リリース。
 エントリー直前。
 腕引き。

側面からの撮影:
 腕引き。
 リリースに向けフォロースルー&タップダウン。
 リリース(ブレード離水&フェザーターン)左手ハンドルを右手ハンドルより前に位置するため、左手のグリップは浅めとしている。この結果、フェザーターンでは、フィンガーターンだけでは90度フェザーターンできないので、手首も併せて使っている。(右手の手首は左手ほどは使っていない)
 ハンズアウェー

11月10日(二日目)=Final-D

 9時24分。岸蹴り前の戸田コース。(快晴)
二日目は、何とか大学生スカラーを1艇でも食うことを目標にした。
また、レース後半のタイム落ちをなくすべく、レース前半では無理せず、後半勝負と考えた。
風向風速は、岸蹴り時には北北西2~3mの風が吹いていたが、アップ中に風向きが少し東よりに変化し、北北東の風となった。
Final-Dは、予選タイムで19位から24位までの6名。私は22位。(24位のスカラーは棄権し、5杯レース)
何とか順位を上げようと考えた。
スタートしてハイピッチ後、100m過ぎで、2レーンと6レーンの背中が見えた。また、4レーンのスカラーが100m過ぎでミスオールして大きく後退。
ということで、250m付近では3名の背中が見えた。
これは、何名かを食えると思った。
しかし、4レーンのスカラーは挽回すべく凄い勢いで過ぎ去った。
また、6レーンのスカラーもコンスタントが強く、500mまでに徐々に抜かれた。
2レーンの背中だけは1000m辺りまで見えていたが、1000m辺りで抜かれて、視界から他艇が消えていった。
それでも後半粘って差し替えそうとトライしたが、逆にじわじわと離された模様。
結局、二日目も最下位でゴール。全体順位で一つ順位を落として23位で終了した。

 Final-D レース結果。8'43"(前半;斜め逆風、後半は略横風)で最下位。後半のタイム落ちは小さくできたが、前半が遅すぎた。

レース中、Q毎のペース、レートは以下の通り(GPS SpeedCaochデータより)

  • 1Q: 2'06.9, SR33.3, DPS 7.167m
  • 2Q: 2'12.4, SR30.0, DPS 7.577m
  • 3Q: 2'12.2, SR30.2, DPS 7.523m
  • 4Q: 2'11.3, SR31.8, DPS 7.171m
  • 2000m: 8'42.7 *公式記録:8'43.22*

帰宅後に、パルテ会の寺田さんから私のレース中の漕ぎを撮った写真集を送って頂いた。
以下、写真の抜粋。


<レース中の写真=パルテ会:寺田さん撮影>
1200m付近:
 リリース
 hands away開始
 forward序盤
 forward中盤
 forward後半

1400m付近
 forward終盤
 entry直前
entry&drive
leg drive

以上