Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

冷え込みの中でエイト乗艇

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今日は淡青会エイトの乗艇練習。

生憎、日中でも気温10℃以下という今年一番の冷え込み。
また、曇っていて日差しが無く、おまけに北西の強めの風が吹いていて非常に寒かった。
ただ、幸い下げ潮で、風向きと川の流れが同じ方向だったので、風の割には水面は荒れなかった。

岸を蹴ったのは9時頃。
寒いので、久々にタイツを履いて漕いだ。しかし、タイツを履くと足が圧迫されてフォワードしづらさを少し感じた。日差しがあれば、冬場でもタイツは履かずに漕いだ方が良いようだ。

秋が瀬までの往路は逆風、逆流。
W.Up後、秋が瀬までP@F付きUT漕。
本来、SR17~18で大きなレンジで漕ぐことを狙っていたが、逆風で煽られて水中が重くなり、結果としてレンジ、とりわけシートレンジが切れてシャカシャカの漕ぎになってしまった。艇速が全く出ていないのにレートが19辺りまで上がってしまった。
途中で、このシャカシャカ漕ぎを打開しようと、”ボディースイングしなくてよいのでシートスライドだけ大きく漕ごう”クルーに伝えたところ、少し改善してレートは18まで落すことが出来た。
また、B-sideの集まりが悪く、若手漕手や他団体からの代漕に来ていただいたりしたためか、バランスが不安定で常にフラフラしていた。

秋が瀬で折り返した後は、順風、順流。
順風になったとたんに、キャッチレンジ・シートレンジが伸びて漕ぎやすくなった。
但し、バランスの悪さ・フラフラは解消できなかった。

笹目まで下った後は、パドル3本+10本の6セットを実施。
前半の4セットは、7本目辺りで急にB-side側に傾いてまともに漕げなくなった。
どうも6本漕いだ辺りで脚の力が弱まり、7本目以降で一期にドライブの力を抜いてしまう漕手がいる模様。
この点を指摘して、10本最後まで確り漕ぎ切ろうと声を掛けたところ、後半の2セットは最後まで確り漕ぎきる事が出来た。

往路・逆風でのシートレンジが切れる問題、そしてパドル10本での後半のドライブ出力の低下の問題。何れも心の弱さ、乗艇練習に対するコミットメントの弱さが原因していると思われる。

平均年齢60歳近い熟年クルーではあるが、精神力の課題は普通の大学生クルーとさして変わらないのかもしれない。

COX 虫明さん
 9時53分、秋が瀬にて

以上