Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

オープン女子シングルスカル 神林”forte”

 14時03分。神林の岸蹴り。
 14時28分。W.Up中の神林。漕ぎのテクニックは京大スカラーを凌駕していた。
1着:京大(8:54.12)
2着:東大(8:59.38)
3着:京大(9:04.18)
4着:京大(9:04.37)
5着:京大(9:06.42)
6着:京大(9:51.49)
6杯レース。
スタートの反応は神林が最も良く、100m付近では半艇身程度リードしていた。このまま差を広げて行きたいところだったが、150m付近?でB-sideブレードが抜けずミスオール。このミスで1L程度損して、逆に半艇身差で追う展開。
しかし、その後は終始安定した漕ぎで京大に追い付き追い越して行った。
 700m付近を通過。この時点で1L近いリード。
神林の漕ぎ、リズムは、明らかに京大艇より1ランク上のレベルであり、結果として、1000m通過時には2L程度の差を付けてトップ。
3Qも高めのレート:31〜32をキープして差をドンドン広げた。1400m付近では2位との差は4L近くあった。
しかし、神林も練習時より高いレートで出力し続けている為、苦しそうに見えた。差が大きくついているので、レートを落として余裕の漕ぎを選択する事も出来たが、レース経験が乏しい為、その選択肢は頭に無かった模様。
1500m通過の少し手前でいきなり神林が漕ぎ止めた。見るとB-sideのブレードが抜けずに水中に引っかかっていた。神林は慌ててブレードを抜いたが、ブレードがひっくり返っていてブレードが水に入らず空振りして大きく針路が曲がった。慌てて漕ぎだそうとして更に状況を悪化させる状態が5秒以上続いた。この間に二人に抜かれて再び漕ぎ始めた時には3位。ここでスパートして1人は抜いたが、6レーンはここぞとばかりに逃げ切りを計る。結局神林は追い付かずに2位でゴール。
 1950m付近。1位とは水が開いていた。
その後、ビデオで見た所、1450付近で大きくミスオールする2本手前辺りから、B-sideのブレードがブイを引っ掛けていた。2個めのブイを叩いてバランスを崩して完全にストップ。
恐らく、ギリギリ一杯のところまで良く追い込んで漕いでいたので、ランドマークを良く見ずに5レーン側に寄り過ぎて2回ブイパコ。
今後は、フィニッシュで同様のミスが再発せぬ様、ランドマークを確り見てコースセンターをキープすると共に、リリース時のタップダウン段差や手首を使わずフェザーするフィンガーターンを習得して、リカバリー時に手首を下げない様にしてハイフェザー出来る様にし、ブイパコしても大きな衝撃に成らない様にしよう。
インカレはW1Xで出漕することになった。
艇を進めるドライブのイメージは既に大学スカラーとしてはトップレベルにあるので、後は目標を見続けて真っ直ぐ進めること、タップダウンやフィンガーターン等、細かなテクニックを習得すれば、必ず順位決定以上に進出できる。

<動画>forte
https://www.youtube.com/watch?v=0Cs5QRpD4wE&edit=vd

https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=czASAiDWkwY