Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

OB代表レース本番:

昼飯のおにぎりと豚汁を頂いた後、開会式や一般のOBレースを観戦。13時過ぎにクルーが集まり、いよいよ我らがOB代表レースに向けて岸けり。午後からは雨が上がったが、逆風が強まり、タフなレースになりそうな雰囲気。まあ、練習量では絶対に負けない自信あり。コンディションが厳しくなる程、我々に有利になると内心、ほくそ笑む。
余裕を持ってスタート地点に着けると相手クルーが、まだ着けていない。審判艇より、京大OBクルーのオールが1本折れたので、代替えオールが届くまでスタート延期のコールあり。約15分遅れで両クルー共にスタート地点についた。
さて、スタート。このクルーでは荒川で4回の乗艇練習を実施。毎回22kmを漕ぐ中で1000mレースのシミュレーションを実施してきた。課題は250m過ぎからの無酸素運動有酸素運動への切り替えフェーズで艇速を維持すること。今回は年齢HCPで約7秒あり。ゴール時に2艇身以上の差を付けることが必勝条件。ジワジワと離すというより、前半で一気に勝負を付けるべく、前半から飛ばす作戦。
序盤の無酸素フェーズではあまり差が開かず、250m付近で約半艇身のリード。ここからコンスタントへ移行する苦しいフェーズだが、こちらは練習で何度もシミュレーション済みであり、SR36前後で高めのレートを維持して飛ばしまくった。300mを過ぎた辺りで、練習量の差が一気に出始め、水が空き、ドンドン差が開くのが見えた。
止めを刺すように、何度も練習してきた唐橋手前のB-sideへ一気に曲げるカーブ。ここでも練習の成果を如何なく発揮。カーブ1回で1艇身更にリードを広げた。(ここで艇差は2艇身以上を確保)
前半で頑張りまくったので、結構、体に堪えてきた。予定では唐橋を通過したところから100m毎に1枚上げを3回入れることにしていたが、唐橋通過時に3艇身近いリードがあったので、既に安全圏内。へばったところで下手にレートを挙げると艇速が上がらないばかりか、ミスオールする危険性あり。その場で状況を判断し、コックスに向けて4番のおやじより、「このまま行こう!」と指示を出した。唐橋を通過してからはSR34程度でコンスタントに漕ぎ、ゴールへ向かう。艇速も悪くない。下の写真は唐橋通過直後の我がクルー。この写真は地元に住むN村さんが撮影したもの。美しい一枚!

ラスト100mだけは1枚上げを入れてゴールイン。見たところでは4艇身程度の差を着けた様だ。下の写真もN村さんの撮影したもの。我がクルー、京大OBクルーに大きく水を空け、ゴールイン直前。

審判艇が白旗を挙げ、レースが正立した事を確認。新幹線橋の下でウォー3唱をクルー全員で雄叫び! 実に気分が良かった。