Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

無限:2000m再トライアル

oyajisculler2017-05-18

昨日の2000mTTでは、ハンデ付きで先行した天寵が無限に曳波を被せるトラブルあり、無限の2000mTTは不発に終わった。
このままレースを迎えるのは良くないので、今朝、当該2艇は再度2000mTTを行った。

昨日のブログに書いた通り、今朝の2000m並漕では、天寵を0.5L先行させ、同時スタートの形で行った。(0.5L差は、1000m先のカーブでのインとアウトの差であり、ハンデは基本ゼロ)

今朝の荒川の条件は以下の通り:
水温: 大曲19℃、旧黒船台付近:19.5℃、リバステ21℃
潮流:上げ潮
風向風速:北北西1〜2m程度、その後風止み、最後は北北東1〜2m程度

風が殆ど無いので水面には小さなゴミ・浮遊物が浮かんでいた。

W.Upで大曲に向かう際には、北西の風1m〜2m程度だったが、2000mTT時には風が殆ど止んで1m以下だった。
ハンデが殆ど無い状態。無限が天寵に500m付近で並び、1000m付近で1Lリード。
その後、天寵が遅れて差が大きく開き、最後は3L程度の差となった。

2艇のQ毎のスプリットタイムは以下の通り:

  • 無限:1'30.6(SS込み)/SR38.2, 1'33.3/SR36.5, 1'33.5/SR36.7, 1'31.6/SR38.2, 6'09.0, η98.5% (昨日は6'15")
  • 天寵:1'32.4(SS込み)/SR38.6, 1'35.7/SR36.1, 1'37.0/SR35.6, 1'35.5/SR37.8, 6'21.0, η94.5% (昨日は6'17")

無限のラップは概ねイーブンペース。イーブンペースは聞こえが良いが、1Qのラップが1'30.6では決勝進出は出来ない。やはり、1'26"程度で500mを通過する必要あり。
天寵は1000mまでは概ね昨日と同じペースだったが、ハンデが殆ど無かったので、1000m以降は抜かれて無限が見えなくなり、後半で艇速が一気に落ちてしまった。やはり2艇で並べる際には、曳波を被せない範囲で適切なハンデが必要だ。

以下、今日の2000mTTのFBと対策:

  1. CAL値は昨日の500m x 6で補正した0.973
  2. 2000mTT時には、殆ど風が止んで、ほぼ無風だった。従って今朝の6'09"はほぼ無風のタイムと見て良い。
  3. 1QのSSロスを加味したQ毎のスプリットタイムは:1'30.6(SR38.2), 1'33.3(SR36.5), 1'33.5(SR36.7), 1'31.6(SR38.2)と、ほぼフラットなタイムカーブとなっている。
  4. C2トレーニングによる筋持久力改善、及び低レートUTの乗艇トレーニングにより、昨年度までの課題だった中盤でのタイム落ちは克服出来ている。
  5. 2000m:6分切りへ向けた課題:(1)1Qでのスタートダッシュ改善、1Qラップ1'26"狙う。(2)中盤のコンスタントは、1'31"以内。今日の有効レンジ&水中強度なら、SR37キープが必要。(3)ラストスパート入れたら直ちにレートアップし、一気に艇速改善。ゴールラインを加速しながら入るのはダメ。早めに艇速上げて、ゴールラインでは出し切って落ちながら入るのが良い。

<写真>
 5時32分。W.Up中の無限。奥にゴミ焼却炉煙突からの煙が見える。この時点では北西1〜2m程度。
 同上。
 5時58分。2000mTTの後半に入ったところ。先行するのは無限。艇差は1.5L
 6時00分。ラストスパート中の無限。
 6時24分。リバーステーション前。
 6時28分。無しフォア:蒼天。
 6時50分。W2X Spica
6時59分。蒼天の250m x 10
7時08分。蒼天のCD


<動画>
軽量級8+無限
https://youtu.be/yObKQ2fl5Lc

オープン8+天寵
https://youtu.be/O5l7tzIlGE0

M4- 蒼天
https://youtu.be/nKP6BqosBbg

M1X N田
https://youtu.be/cMJzukKEfT4

W2X Spica
https://youtu.be/1HiwpKt-5pI


以上