ポンドで1500mTTなど - Oyajisculler's blog

oyajisculler2017-05-23

今日は全クルー、ポンド出艇。
軽量級選手権に出漕するクルーは、レースに向けてポンドでの1500mTTを行った。

各クルー、低レートUT漕を先に行い、漕技、ユニフォーミティーを確認した後、1500mTTを実施。
ポンドの水温は24℃。（昨日までの高気温で水温が上昇）
5時頃はほぼ無風だったが、6時半頃から北西の風が２ｍ程度吹いて、スタートからゴール方向へ向けて順風となった。

東大の軽量級出漕艇のフラッグシップであるエイト：無限の様子は以下の通り。
まず、低レートUT漕の漕ぎだしでは、バウフォアのエントリー遅れが目立った。極端に言えば、整調のエントリー後、後ろのブレードが、遅れてバラバラ入るイメージ。
特に、バウ、2番、4番の遅れが目立った。バック台でフォワードと跳ね返りのタイミングを確り合わせよう。

今週、軽量級選手権が開催されることもあり、ポンドはいつもより混雑して、水面はかなり畝って荒れていた。

無限が最後に行った1500mTTの頃、6時半頃には他大の艇が揚艇して少し水面は空いてきていた。
丁度北西の風が確り吹き始め、良い順風条件での1500mTTとなった。

艇速ははSS除外で平均1'30"0/500m, 中盤のコンスタントはSR35.9, 1'31.3/500m。中盤での艇速劣化は少なかったが、スタート時500ｍの艇速が十分に出せていなかった。

以下、無限クルーに対するコーチング：

1500mTT時は、北西の風が2m+αの好順風だった。
0m〜500mのスタートは、もっとレートを高めにしてテーパー状に高速を維持する必要あり。
500m〜1000mは、レートが36弱まで落ちた結果、艇速が1'31.3/500mまで落ちた。1'30"以内をキープするにはSR37キープの要あり。
ラストはSR37まで上げた結果、1'30"/500m以内のペースまで回復出来た。
本番は逆風の可能性が高いが、無風から順風の好コンディションでは、コンスタントはSR37 をキープしよう。
冬場からの低レートＵＴ漕、及びＣ２トレーニングにより、中盤での艇速劣化は無くなった。しかし、スタートダッシュの爆発力は現時点で不足。レース本番ではアドレナリン爆発で飛び出そう。
今朝はユニフォーミティーが十分でなかった。また、フィニッシュ押し切りでの加速的な腕引きによる艇の突き放しが出来ていなかった。明日以降の乗艇ではユニフォーミティー改善とフィニッシュ突き放しを全員で強調し、もっと質の高いコンスタントを実現しよう。
１Ｑのスタートダッシュ、ユニフォーミティーとフィニッシュ突き放しのリズムが改善出来れば、２０００ｍで6分切りを達成できる。そうすればA-Final 進出及びメダル獲得が可能となる。
上記実現のため、明日から今週末の決勝レースまで、人生最高の取組を実現しよう。やるべき時は、”今！”

＜動画＞
M8+ 無限

1500mTT(順風）:除くSS Ave.1'30.0/500m, SR37.0, 2000mSS換算6'07.9, η97.5%

https://www.youtube.com/watch?v=fW5aVeKXZcU&edit=vd

M8+ 天寵（#3:H谷川、#2:I崎、#B:T中優）

6000mＵＴ: Ave.1'58.3/500m, SR18.2, 2000mSS換算7'27.1, η57.3%

H谷川は、今日は2回目のB-sideだが、初乗艇時に比べて格段にパフォーマンスが改善していた。
但し、B-sideへ艇が傾く傾向あり。この影響かもしれないが、S-sideがサイド負けする傾向があった模様。
https://www.youtube.com/watch?v=ZTmexfnZ_GM&edit=vd

M4-　蒼天
翁腰痛の為、途中で揚艇。
ポンドでの漕ぎを見るに、終始、S-side側へ寄っている傾向あり。
https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=tlR-vrUM6GQ

M1X　N田