先週組んだ軽量級選手権出漕艇のSpeedCoach CAL補正をポンドで実施した。
先週末から昨日に掛けて暑い日が続いたこともあり、今朝のポンド水温は22℃と高かった。
今朝は南東の風2〜3m程度。
無限と新田は1限出席のため、5時岸けり。
無限はエルゴ8台を並べてバック台練習を実施。
概ね合っているが4番:S水のキャッチ周りの動きが遅れる傾向にあった。上体キャッチ姿勢、ギャザー、跳ね返りのサイクルが遅れる。バック台でも指摘したがなかなか治らない状況。
乗艇でも、キャッチからのボディードライブで、5番:F間と4番:S水がズレる傾向がある。(真横から見るとキャッチハーフでF間の上体がS水に一気に近づいている。
これでは整調フォアとバウフォアの動きが分断されてしまう。
そこで、乗艇のアップ中に1度船台に着岸させ、2番:Y岡と4番:S水を入れ替えた。これにより4番・5番のドライブのずれは解消された。
但し、バランスは安定しなかった。4番リガーのピン外傾だけが0度となっていたことが原因している可能性あり。揚艇後に4番のピンに外傾1度を付ける様に調整した。
何れにせよ、今日の無限はポンドの曳波影響か?バランスが安定せず、フラフラ揺れてキャッチ前のブレードがやや舞い上がり気味だった。
今後は、ポンドでももっとバランスを安定させて、キャッチ前の高さをギリギリまで下げ、エントリーの戻りをミニマイズし、キャッチから艇速を加速しよう。
無しフォア:滔天は、今朝が初めてのポンド乗艇。B-sideのOが右足で操舵している。
通常、操舵はインサイドの足で操作する方がやりやすい。しかし、東大には右足用のステアリング装置しかない。そこで、桑野造船経由でEmpacher社に注文した。
桑野に在庫が無いとの事なので、Empacher社に発注。恐らく到着は5月下旬頃だろう。
それまでは、現状のステアリング装置で我慢して操舵する必要あり。
乗艇中に、多少、脚が動いても舵が動かない様にラダーワイヤーを緩めにしたり、いざラダーを切る際には、大きな舵角が獲られる様にラダーヨークを短くするなど。
何れにせよ、今朝の乗艇では、同一レーン内を安定してキープ出来ていなかった。今後4−クルーは、操舵が慣れるまでポンドでの乗艇頻度を高くする対応を行なおう。
<写真>
上記のステアリング調整を午後、行った。
滔天のEmpacher銘版シール
ラダーヨークを短くし、舵角を大きめに取れる様にしつつ、ワイヤーを緩め遊びを大きくした。
同上
軽量級エイト:無限
- CAL値補正2000m x 2: Ave.1'41.2/500m, SR26.1, 2000mSS換算6'37.7, η77.5%, CAL値:0.969→0.984 (1.5%増)
- 順風:1'38.0, 逆風:1'47.5, 順逆差:9.5秒(ギャップが過大。逆風要改善)
https://www.youtube.com/watch?v=uYIcKjVfnsc
オープンエイト:淡青(日曜AMよりMediumシャフトを使用)
- CAL値補正2000m x 2: Ave.1'49.2/500m, SR22.8, 2000mSS換算7'09.2, η65.2%, CAL値:1.000→1.020 (2%増)
- 順風:1'48.2, 逆風:1'51.3, 順逆差:3.1秒(ギャップが小さい。風が治まったか?)
https://www.youtube.com/watch?v=CIeKbDmxZpU
軽量級M4-:滔天
- CAL値補正2000m x 2: Ave.2'02.3/500m, SR23.5, 2000mSS換算8'00.3, η56.2%, CAL値:1.010→0.982 (2.8%減)
- 順風:1'59.1, 逆風:2'08.7, 順逆差:9.6秒
蛇行が激しかったので、揚艇後にステアリング装置の設定をやり直した。
明日の早朝、もう一度ポンド出艇して直進性改善の練習を行う。
https://www.youtube.com/watch?v=tHTkAq2l8fk
軽量級W2X:Spica
- CAL値補正2000m x 2: Ave.2'21.0/500m, SR21.4, 2000mSS換算9'13.0, η59.7%, CAL値:0.990→0.977 (1.3%減)
- 順風:2'16.6, 逆風:2'29.9, 順逆差:13.3秒
https://www.youtube.com/watch?v=bkbjsOe24hU
軽量級M1X:N田(魁)
- CAL値補正2000m x 2: Ave.2'05.9/500m, SR24.4, 2000mSS換算8'14.5, η76.8%, CAL値:0.982→0.987 (0.5%減)
- 順風:2'02.2, 逆風:2'13.4, 順逆差:11.2秒