Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

ポンド乗艇:

今朝のポンド水温は、昨日の猛暑の影響で、27℃と高めだった。

N田はレース本番に向けて魁での乗艇。また、K林は京大戦のW1Xレースに向けてレース艇:Forteに乗り換えた。

余談だが、近年、戸田コースの水質が改善し、水の透明度が改善している。ザッとみても透明度は1m程度はありそう。
この結果、水深の浅い岸辺には、エビ藻、マツ藻などの淡水藻がすごい勢いで繁殖している。
埼玉県ボート協会のW田理事長が毎日のように岸から熊手でかき取っているが、繁殖力の方が速く間に合わない。
要は透明度が高く、太陽光線がポンドの底まで届くようになった結果、藻が繁殖している。
透明度を上げる原因は何か?
元々は水質浄化と淡水真珠の養殖の一石二鳥を目指して、W田理事長がポンドの周囲に淡水真珠用のイケチョウガイを養殖しているが、この影響だけではないと思う。
最近、ポンドの岸辺で良く見るのが、海で良く見るムラサキイガイの様な形をした黒い二枚貝がいる。昔はこんな貝はいなかった様な気がするが、今は船台の周囲や土手の水際に繁殖している。ネットで調べたところ、淡水イガイ(カワヒバリガイ)らしい。
どうも、この淡水イガイがポンドの水を浄化させている模様。米国では五大湖にゼブラ貝が大繁殖して水の透明度が上がったのは良いが、有益な養分まで吸い取ってしまい、元々の五大湖固有種が絶滅の危機に瀕している模様。
戸田コースの場合は、淡水イガイの繁殖で、透明度が改善したのは良いが、藻が繁殖して困る状況にある。
 コース脇浅瀬のエビモ。

<動画と艇速>

対校M8+ 天寵

  • 6km UT漕(P@F): Ave.1'50.1/500m, SR18.5 (先週(#2=S本)の艇速:1'51.3/500mより1秒改善)
  • 1500m x 2: Ave.1'34.8/500m, SR31.6, 2000mSS換算:6'19.2, η86.3%、CAL値:1.019→不変

UTに於けるP@Fの導入や、平日PMの無しペア乗艇(12km UTのTT)の成果が出つつあり、少しずつ漕ぎにスムーズさ及び水中の有効レンジが改善しつつある。
しかし、まだまだ、有効レンジをもっと伸ばしたい。
キャッチに於けるエントリーの戻りや、フィニッシュハーフでのブレード一枚キープのテクニックなどは、まだまだ、改善の余地あり。
フラン式トレーニングの低レートUT漕で培った漕ぎをレースペースでも発揮し、東日本選手権では、あたり前の様にして2000mで、6分切りを達成しよう。
https://www.youtube.com/watch?v=ZWI4nF0i-as&edit=vd

Jr.M8+ 無限

  • 6km UT漕(P@F): Ave.1'56.3/500m, SR19.9
  • 1500m x 2: Ave.1'44.1/500m, SR30.0, 2000mSS換算:6'56.1, η71.0%、CAL値:0.966→0.965

A木の肋骨痛により、2週間ほど2ndエイト:無限の乗艇練習が出来ていなかった。この間の遅れがあり、現時点、漕ぎが合わず、また、有効レンジが短く、艇速が思う様に伸びない。
先ずは艇レートUT漕を長くスムーズに漕ぐ事。ここを積極的に取り組もう。
https://www.youtube.com/watch?v=CdrsZsqvAHc&edit=vd

M4+ 木鶏

  • 6km UT漕(P@F): Ave.2'01.2/500m, SR19.3 ポンドでのP@F付きUTとしてはベストの艇速。
  • 1500m x 2: Ave.1'50.1/500m, SR31.7, 2000mSS換算:7'20.1, η76.1%、CAL値:0.967→陸上タイム計測失敗)

中間レートでの漕ぎが今一つだった模様。
https://www.youtube.com/watch?v=HV-a5flt1g4&edit=vd

M1X N田(魁)

  • 6km UT漕(P@F): Ave.2'12.7/500m, SR18.5 ポンドでのP@F付きUTとしてはベストの艇速。
  • 1500m x 2: Ave.1'59.2/500m, SR27.8, 2000mSS換算:7'56.0, η81.7%、CAL値:0.980→0.988)

荒川乗艇中に魁の船底を流木で破損。修理している間、魁を使用しなかったので、久々の魁乗艇。
しかし、レース艇:魁の性能が良いので久々の乗艇でも、P@F付き6km UT漕は、ポンドでのベストの艇速だった。
今後改善すべきは、フィニッシュでの肘のレベルを高く保ち、フィンガーターン出来る様にすること、これにより過大なバックスイングを無くし、漕ぎの安定化を図る事。
今後もUT漕で地道に改善して行く必要あり。
https://www.youtube.com/watch?v=6TLEljKmKqw&edit=vd

W1X K林(Forte)

  • 4.5km UT漕(P@F): Ave.2'38.7/500m, SR16.8 Forteのリギング調整・整備が未完成故、vegaの時より少し悪化。
  • 1500m x 2: Ave.2'21.7/500m, SR25.7, 2000mSS換算:9'25.5, η68.1%、CAL値:0.975→0.955)

Forteは細部のリギング調整を、今一度詰め直す必要あり。
ただ、艇のバランス安定性、走りは明らかにVegaより良いので、リギング設定さえ決まれば艇速が向上する筈。
https://www.youtube.com/watch?v=BlVvJf8TGmc&edit=vd

M治M8+
現在のM大8+は、ベストクルーでは無い模様。インカレではベストエイトを組んでくるものと思われる。
https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=XoOhLkIuXwg

C央M8+
体の大きな漕手が多く乗っている。スムーズな漕ぎをしているが、必ずしも漕手のパフォーマンスを全て出し切っている様には見えない。
東大エイトが漕ぎを向上させ、万全の状態で対戦すれば、勝ち目は十分にある。
インカレ決勝進出を果たすには、勝たねばならない相手の一つ。
この他、決勝進出を果たすには、勝たねばならない相手は、K応大、W大、H橋大などあり。
https://www.youtube.com/watch?v=OxmyddAOoOE&edit=vd

U23 代表M4X
U23代表クルーは戸田で乗艇練習している。U23男子チームのフラッグシップはLM4X。
フィニッシュに向けた加速感は素晴らしいものがあり、エイトのUT漕での良い参考となる。
https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=_Ili-fhsrB4

以上