強順風コンディションでの対処法：

1. スタート方向へ向かうアップは強逆風となるので、ここでは体を温める事に徹し、少々体力を消耗する事を覚悟で、強く水中を押す低レートＵＴ漕で早々に上る。
2. 折り返しの順風コンディションで、レースペースのトレーニングを行い、体のキレを出す。（逆風でパドルアップしてはならない）
3. 出来るだけレースと同じ順風方向でのレースペースの漕ぎを確保する様に務め、逆風では体を冷やさぬように低レートＵＴで体を温める様に心掛ける。
4. レースは強順風となるので、体の素早くパワフルな動きを出す必要あり。このため、レース前にはハイテンションとなる様にクルーは互いに声掛けする。
5. 強順風では水面はチャプチャプして波が高くなるので、返しを高くし、リカバリーで水面を擦ったり叩いたりしないようにする。特に風下の４Ｑはかなり波が高くなる。

尚、明日は今日と異なり、午後は軽い逆風が吹く天気予報となっている。