Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

Bow fourの漕ぎを撮影

今日はGW後、初の淡青会エイトの乗艇練習。
これまでエイトの乗艇中GoProカメラでの動画撮影は、COX、及び整調ペアリガーからの撮影に限られていたが、今日は4番のリガーにGoProを取り付けてBowフォアの漕ぎを撮影した。

因みに今日のクルー編成は、6月の全日本マスターズレガッタのクルー編成と3名が異なる編成。シート配置で見ると#2, #3, #4, #5の4シートが本番と異なる編成。

先週末の戸田国際マスターズレガッタではレース中の動画を陸上から撮影頂いた。
整調フォアは概ねユニフォーミティーが取れているが、バウフォアは整調フォアとユニフォーミティーが上手くとれていなかった。
即ち、バウフォアの漕ぎが改善出来れば、もっとパフォーマンスが改善出来るということ。

この意味で今日のバウフォアの動画撮影は、バウフォアの漕ぎを改善出来る良い機会。

やや間延びした動画ではあるが、動画に映った漕手各位は、整調の漕ぎと自らの漕ぎをよく見比べて、何が異なるか、何を改善すべきか自問自答して今後の漕ぎの改善に繫げて頂きたい。

3月31日の乗艇練習にて、コックス視点から撮影した整調の漕ぎ(動画)。

2019-03-31 LBRC8+(F)@荒川、Four Work (整調の漕ぎの詳細を観察できる)
https://youtu.be/T9YBWVl7wAQ

2019-03-31 LBRC8+(F)@荒川、P@F UT 往路ー1(整調のP@F UTの漕ぎを観察できる)
https://youtu.be/yL24-R9BcZQ

本日のバウフォアの漕ぎと改善すべき点:

#B, #2, #4の3名に共通する課題は、フィニッシュのブレードリリース時のT/D及びキャッチでのブレードエントリーでのハンドルの垂直方向の動きの段差及び垂直方向の速度が不十分で、これがブレードワークの精度不足の課題となっている。以下、漕手事の気づき事項:

#4番:
フィニッシュ廻りの動きしか見えないが、P@F付きUT漕において、ハンドルT/Dにおいてハンドルの動きが止まっておらず、ハンドルを15cm程度Hands awayしたところでPauseしている。整調はT/Dでpauseしているので同じ動きをすべき。

#3番:
流石、一時期Adaptiveアスリートの日本代表のコーチングをしていた方であり、個々のハンドルワーク、体の動きの基本はGood。
課題はシートスライドが十分でないこと。日頃から乗艇練習の頻度を上げて漕ぎを改善したい。

#2番:
最大の課題はFinishで上体がアウトサイド側に傾いて、体幹を支えられないこと。原因は視線が不正であること。視線は本来、真っすぐ前、水平に保っている必要があるが、終始視線を下げているため、自らの体の姿勢やハンドル軌道を正しく認識できていないこと。

#Bow:
フィニッシュで上体がアウト側に傾いている。また、Hands awayしてからシートforwardする必要があるが、hands awayが不十分で、腕が曲がったままforwardし、Forwardの終盤で腕を”ヒョイ”と前に伸ばす不正な動きをしている。Forwardの基本はHands, body, slideの順番で前に出る事。

2019-05-12 LBRC8 four work
https://youtu.be/dfe2w0PTzOY

2019-05-12 LBRC8 finish work
https://youtu.be/engA2I97kzI

2019-05-12 LBRC8 catch work
https://youtu.be/T62_J9XJVLA

2019-05-12 RP 10本 x 2
https://youtu.be/kTbGZUVrnHA

2019-05-12 静止スタート練習
https://youtu.be/roJ_C2LlSns

2019-05-12 P@F付低レートUT漕
https://youtu.be/BJOvFKCpvVI

 9時48分。コックス:金子さん。秋が瀬にて
 同上:漕手。

2019-05-12 1000m漕(逆風強く、中間レートで実施)
https://youtu.be/zYI4ab-C-Bw

オール:ブレード塗装の汚れ除去:

出艇前に淡青会マスターズ(70歳以上の高齢OBチーム)が使用しているオールがあまりにも汚れているので、FRP船用洗浄材を噴霧して洗い流した。
吹き付けた瞬間に汚れが落ちる凄い洗浄力、流石、ビックリ!

 FRP船用洗浄剤
 左:洗浄剤噴霧前、右:洗浄剤噴霧後

以上