Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

対校エイト:シート変更

oyajisculler2017-07-11

先週、対校エイトは、東日本選手権に向けて2000mTTや700m x 3などのレースペーストレーニングを行ったが期待した艇速が十分に発揮できなかった。
原因の一つに、整調:O本の体力不足、並びに東大が狙っているフィニッシュ周りのブレードワークが出来ない問題がある。(押し切りの弱さ、高レート時のWash outや、ハンドルの持ち方に癖がありフェザーターンの遅れる問題など)
東日本選手権の直前ではあるが、インカレに向けて、現在、対校エイトの選考並びに育成中でもあるので、整調を体力のあるY岡に代えてみることとした。
併せて、漕ぎに癖のないH部を3番、ハンドルワークに癖のあるO本はバウに入れ替えた。

以下、クルー毎へのFBと艇速データ、並びに動画:

M8+ 天寵
今朝から整調をY岡に変更してみた。併せて3番:H部、バウ:O本というシート配置変更を行った。
(S-sideのシート配置変更をしたので、1500mTTは午後乗艇に回し、メニューを6km x 2と、UTのみとした。)
UT漕の艇速はこれまでと大差なかったが、狙った通り、1ストローク毎にフィニッシュに向けてドライブを加速するイメージは出ていた。
但し、ミドルからフィニッシュに掛けてブレードが浅くなる傾向があるので、押している間はブレード一枚キープして有効レンジを長くする様に修正しよう。
また、B-sideの有効レンジが短く、B-sideへ傾く傾向があるので、ここも要修正。

  • 6km UT漕 1本目(P@F): Ave.1'50.5/500m, SR18.6
  • 6km UT漕 2本目(SR20): Ave.1'47.1/500m, SR20.9
  • 2本平均:Ave.1'48.8/500m, SR19.7, 2000mSS換算:6'42.4/500m, η71.6%

<補足>
インカレエイト編成に向けては、今日のクルーの整調フォア(Y岡、F間、S本、O翔)を核とし、現バウフォア4名(H谷川、H部、O、O本)及びそれに続く2名(Y本、S本)の合計6名をインカレエイト選考上のボーダー上として評価・選考を行う予定。(尚、漕技未熟だが、Ergoスコアの良いO川も、インカレエイト確定前に一度エイトでテストしてみる)
https://youtu.be/hJebo0Qymmg

M4+ 木鶏
4名の漕ぎのイメージが合わず、四苦八苦している。
今日の1500m漕は、スタートから飛ばしたのは良かったが、動きがギクシャクして硬く、途中でバテテ一気にペースダウンした。

  • 1500m漕:Ave.1'49.6/500m, SR35.8, 2000mSS換算:7'27.4/500m, η71.9% (微逆風)

https://youtu.be/XV3h1b7uuZY+


JrM8+ 無限
キャッチの掛りが遅く、また、フィニッシュの押し切りも曖昧で、なかなかドライブの一体感が出せない。
今日の1500m漕も含め、SR33〜34で、1'38"〜40"/500mという艇速しか出せない状態が続いている。
レースは迫っているが、先ずは1か月前に出せていたSR20〜21のUT漕で1'49"/500m程度の艇速を出せる漕ぎを取り戻そう。
それが出来れば、自ずと、京大戦クルーでの6'20"が見えてくるだろう。(6/24には、2000mTTで一度6'20"を出せている)

  • 6km UT漕(P@F): Ave.1'58.6/500m, SR18.7
  • 1500m漕:Ave.1'38.6/500m, SR33.6, 2000mSS換算:6'42.8/500m, η77.6% (微順風)

https://youtu.be/rKUxWsOdZdA

スカル組
N田は、軽量級選手権までは、荒川でもレース艇:魁を使用していたが、漂流物に当てて船底を破損して以降、荒川では誉を使用してきた。
戸田コースでの乗艇は、レースが近い事もあり、レース艇:魁を使用し始めたが、誉に慣れてしまったため、魁で上手く漕げないとのこと。
船型はFilippiのF15で同じであり、異なるのはリガーがアルミ3脚かカーボンバックウィングかの違い。(艇重量は魁の方が700g程度軽い)
違和感とは、リギング設定の問題である事は明らかであり、先ずは漕ぎなれた誉のリギング数値を全て計測すること。
その上で、誉と同じ設定となる様に魁のリギングを調整し直すように指導した。

  • 1500m漕:Ave.1'55.2/500m, SR30.7, 2000mSS換算:7'50.2/500m, η83.5%

K林は先週からレース艇:forteに乗り換えた。乗り換えた当初は、漕ぎなれたVegaと違和感あり、艇速が出ないと小首をかしげていたが、このところ、forteに慣れてきて良い艇速が出せる様になってきた。漕ぎ慣れればレース艇:forteの方が艇速を出せるのは明らか。
このところ、漕ぎが安定してきており、京大戦では東大女子スカラー史上最速のタイム(*)を出せる可能性あり。
(*)東大女子スカラー史上最速タイムは、H23年度インカレW1X予選で行政が出した8'30"27

  • 6km UT漕 : Ave.2'33.9/500m, SR17.9
  • 1500m漕:Ave.2'13.7/500m, SR30.3, 2000mSS換算:9'05.3/500m, η75.3%

https://youtu.be/-opMtIQAcdQ

以上