Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

オープン8+の漕技改善

oyajisculler2017-03-23

今朝は、オープンエイトが3回目の乗艇練習。
代漕のM垣が7時30分までに揚艇する必要があるため、5時30分に岸蹴り。
1艇だけ30分早く岸蹴りしたのでモーターで付っきりでコーチングを行った。
荒川の水温は、秋が瀬11.7℃。大曲11.5℃、リバステ14℃。

今回、M垣を入れた編成で3回目の乗艇練習。コックスと整調フォアがジュニア主体のクルーの為、コーチングする際にはジュニアクルーと見做して指導を行っているが、この意味で毎回乗艇するたびに飛躍的にユニフォーミティーや漕技が期待以上の速度で改善出来ている事に良い意味で驚きを感じた。
しかし、クルー編成を良く見ると、バウフォアと7番は3年生以上の上級生、しかも代漕は東大ボート部6年目のM垣(今年は学生コーチ)であり、まあ、この意味ではジュニアが上級生に引っ張られて素晴らしい成長を遂げているという事だ。こういう意味で、今年はジュニア人数不足でジュニアエイトを組めず、上級生を入れたオープンエイトとしたが、ジュニアの育成という意味では今後も上級生を入れた編成でジュニアを育成する方式は効果的と考える。

<写真>
 5時45分。無風で鏡の様な水面の上をW.Upする三四郎
 5時58分。彩湖水門横をパドルアップする三四郎
 6時07分。静止スタート練習。5番、7番のオールが深すぎる。後で7番のブレードピッチをチェックした結果、少し切れ込んでいたのでスリーブを切削し0度に修正した。
 6時15分。秋が瀬に向けてNF−UT.
 6時19分。同上。7番のキャッチ角が小さかったが、揚艇後にオール長をチェックしたところ、7番オールだけインボードが2cm長かった。これは修正した。
 6時22分。秋が瀬鉄橋の橋脚耐震補強工事はほぼ完了した模様。来週以降は秋が瀬鉄橋を超えて高圧線まで行けそうだ。
 6時27分。秋が瀬折り返し後、下に向けて6000m漕を実施。今朝は一昨日より更に良い艇速が出て、平均1'50"4/500m, SR19.7 (η75.0%)だった。Good!
6時31分。今朝はフィニッシュ押し切りまで良くブレード一枚押せていた。
 6時43分。大曲付近まで三四郎に伴走したところで、対校エイト:天寵が上がって来たので、天寵の伴走コーチングに切り替え。
 6時49分。秋が瀬で折返し後、天寵も6000m漕へ。今朝はレートを少し上げて20で実施。
 6時59分。大曲通過後、微かな追い風となり艇速が上がった。最近、7番:田中が少しずつ強く強いオールが引けるようになってきた。結果、エルゴ記録も伸びてきた。
 同上。バランスがやや不安定故、キャッチ前のブレードが少し高めでエントリーが戻り精度が未だに十分でない。また、フォワード中のシートレンジが十分でなく、体重移動を大きく使った真の意味での長い有効レンジに至っていない。もっとシートレンジを多くくしてスムーズに漕ごう。
 7時00分。煙突の煙を見ると風向きと風速が概ね分かる。
 7時07分。笹目橋通過後、順風が少し強めとなり艇速も伸びた。整調:Y岡のリカバリーが少し舞い上がり気味。ブレードも少し浅いのでハイトを下げた方が良い様だ。
 7時19分。今朝はOが体調不良で漕げなかったので、対校付きフォアを解体し、スカルと無しペアで乗艇。H部はスカル乗艇。少しフィニッシュの加速感が出てきた。
 7時34分。対校スカル:N田。東大の歴代スカラーの中でもN田は艇を運ぶのが上手い。
 同上。現在、フィニッシュで肘を横に張って肘を高く保ちフィニッシュハーフのブレードを一枚キープし、また、体の前でハンドルをタップダウンしてクリーンにリリースしながらフィンガーターンでフェザーする高等テクニックの習得に取り組み中。これが出来ればインカレでメダルを取る事も十分狙えると思う。
 未だリカバリーが低いが、フィンガーターン出来ればハンドルを容易に下げられるのでハイフェザー出来る様になる。
 同上

M8+ 三四郎
A石の肋骨怪我によりエイト乗艇が殆ど出来ず、M垣代漕で漸くエイト乗艇出来るようになった。乗艇練習回数が少ないながらも毎回良くパフォーマンスが改善出来ている。
特にバウフォアの上級生からの声掛け、フィードバックがクルーの雰囲気を改善していると評価。(というか、それを狙って上級生をバウフォア配置した)

  • 6000m漕:Ave.1'50.4/500m, SR19.7, 2000mSS換算:6'57.5, η75.0%
  • 1000m漕:Ave.1'36.5/500m, SR33.8, 2000mSS換算:6'43.2, η82.9%

https://www.youtube.com/watch?v=eHYcaEXDGe8&edit=vd

M8+ 天寵
今朝の6km漕破レートを2枚ほど高めて取組み、若干艇速が改善出来た。しかしながら、N大エイトに比べるとシートレンジが短く体重移動を上手く活用したスムーズな漕ぎ、有効レンジの拡大が未だ十分でない。今後、シートレンジ拡大と体重移動を上手くシンクロさせたスムーズな漕ぎを身に着けよう。

  • 6000m漕:Ave.1'45.3/500m, SR20.8, 2000mSS換算:6'38.4, η79.6%
  • 2000m漕:Ave.1'36.0/500m, SR32.0, 2000mSS換算:6'26.0, η87.0%

https://www.youtube.com/watch?v=r8GHKSSuYAU&edit=vd

M1X N田(誉)
少々漕ぎに癖があるため、冬場の間も肩や腰に怪我の不安があったが、何とかトレーニングを継続してきた。
1月からのシングルスカル乗艇に専科してからは、良い乗艇練習を積み重ね、3月はエルゴ出力も向上してきた。
後は、フィニッシュでのハイエルボーと、フィンガーターンの習得に取組めば、インカレでメダル獲得も狙えると思う。

  • 6000m漕:Ave.2'12.2/500m, SR19.9, 2000mSS換算:8'19.3, η76.8%
  • 2000m漕:Ave.1'58.2/500m, SR30.5, 2000mSS換算:7'54.7, η89.4%

https://www.youtube.com/watch?v=DlqtgcOxmn0&edit=vd

W2X Spica
フィニッシュに向けたスムーズな加速感が出来る様になってきた。今後は更にパフォーマンス・出力を向上する為、フィニッシュハーフでのブレード一枚押し切り、及びリカバリーでのフィンガーターン習得によるハイフェザーを出来る様に取り組もう。

  • 2000m漕:Ave.2'07.6/500m, SR26.7, 2000mSS換算:8'32.5, η78.3%

https://www.youtube.com/watch?v=qAvM-kn3xWU&edit=vd

M2- 荒鷲 
https://www.youtube.com/watch?v=VoGNlHWyH40&edit=vd

M1X H部(Cardinal)
https://www.youtube.com/watch?v=m6DomWR0Qpg&edit=vd

以上