Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

#1エイトボーダー:坂本と田中のシートレース実施。

この様な中ではあったが、#1エイトボーダーライン上のT中が自己ベストを更新した。

良い機会なので、現在、#1エイトのB-sideボーダーライン上のS本と、エイト2杯を使ってシートレースを行うこととした。
1000m x 4 の内、前半の2本を終えたところで、2杯同時に船台に付け、当該2名を入れ替えて、残りの2本を実施。
対象者2名の4本の平均タイムを算出し、シートレースとした。
シートレース結果は、1000m x 4の平均艇速で、S本の方がT中より約1秒速かったので、今回はS本の勝ちとなった。見た目もS本のブレードの方がキャッチの掴みがよく、水中も良く押せていた。但し、バウが乗り替わっただけで、天寵は平均艇速が約2秒も艇速が悪化してしまうのは、問題。当人の差以上に、残りの7名のパフォーマンス悪化が大きく影響してしまっている。対校クルーたるものガラスの心臓では、プレッシャーの掛かった本番レースでは実力を出し切れない。
天寵は、東大の対校エイトとして、日頃の練習から、精神面での安定性、図太さを身に付ける必要あり。

以下の写真は、前半2本終了後、船台に着けて漕手を入れ替えるところ。
 6時55分。左:無限、右:天祐。

シートレース結果:

  • S本の平均:1'35"84, SR34.4
  • T中の平均:1'36"79, SR34.0

以上の通り、S本の勝ち。T中が負けた原因は、有効レンジが短いこと。即ち、キャッチの掛りが遅いこと、また、フィニッシュでの押し切りの強さの問題など、有効レンジがS本より劣っていた。T中は、もっと有効レンジを伸ばそう。

尚、クルーとしてのキャッチからのドライブ改善及びリズム改善などを勘案し、天寵及び無限のシート配置を見直した。