ポンドが混み合い、曳き波ばかりで練習環境が良くないこともあり、昨日から組んだダブルスカルクルーが荒川の戸田〜笹目間の直線コース（1500m）で練習していた。
フォアのパドルインターバル中に、丁度ダブルスカルも同じメニューを実施中だったので、パドル30本１セットのみ伴走コーチングした。
組んだばかりのクルーだが、なかなか良い感じのリズムで漕げていた。気になったのは、整調のフィニッシュがタップダウン不足でブレードリリース時の水面とのクリアランスが殆どなく、フォワード中にブレードが水面を少し擦っていること。水面を擦ると抵抗となり、良いパフォーマンスが出せない。タップダウンの段差を確り取れない原因は、フィニッシュ時のフェザーターンを手首で行っているため。
Zac Purchaseがやっている様に、フェザーターンはタップダウン時に、グリップエンドに掛けた親指を下に落とすことで手の中でハンドルを90度回転させてフェザーリングする必要がある。この親指フェザーターンが出来る様になれば、手の甲を水平にキープしたままフェザーできるので、ノーフェザー漕ぎ同様にクリーンなリリースが可能となる。難しくても努力し続けることが上達への早道。必ず出来る！
20150315em M2X
https://youtu.be/NVfTxj85hS8
＜写真＞
ダブルスカル パドル
同上
以上
