全国マシンローイング大会近畿大会エリート組 6:30 辺りからスタート。
動画
右手前2人のオランダ選手の漕ぎに注目。
フィニッシュ引き切りの高さは乳首遥かに上まで引き上げている。
これは、現在、東大ボート部で指導しているエルゴの漕ぎと同じ。
この高いフィニッシュ引き切りが、現在のボート競技者の世界標準。
これに対して同じ組で漕いでいる日本人漕手のフィニッシュ引き切り位置はミゾオチ辺りと大分低い。
簡単な話だが、上体が後傾しているフィニッシュ姿勢で、ハンドル位置が低いとフィニッシュレンジが短くなる。ボートではレンジが長い方がより大きな出力が出せるので、フィニッシュ引き切り位置を高く引き上げた方が有利だ。
そもそもエルゴはトレーニングマシンであり、乗艇で長いフィニッシュレンジが稼げる様にエルゴトレーニングでは、引き切り位置を高く引き上げる様にして鍛錬することで、高い引ききりでもより強いフィニッシュを可能ならしめる事が重要だ。
この事をよく理解して日頃のエルゴトレーニングに取り組もう。
以上
