Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

試漕の結果:

前段が長くなったが、今日の試漕の結果について、以下の通り箇条書きでまとめる。

  1. オールのリギングは、現在のオールに合わせた:全長285.5cm / Inbd 85.5cm / Span 157cm
  2. ブレードを比較するとArrow bladeは、Slick bladeとほぼ同じ。しかしブレードの厚みが非常に薄かった。3〜4mm厚さ(Slickは5mm程度)
  3. オールの重量は、持った感じ、S39の方が少し軽かった。恐らくブレードとハンドルが軽いのだと思う。
  4. シャフトが細いので2本を同時に片手で持つのが容易だった。
  5. 漕ぎ出すと、キャッチ周りでシャフトが撓ることが手に伝わってきた。でも柔らかすぎるというイメージではなく、シッカリとした撓りのイメージ
  6. パドルでレースペースの艇速に上げると、フィニッシュでしなりが戻ってブレードリリースがやりやすいように感じた。また、フィニッシュに向けての艇の加速感もまずまず。
  7. キャッチ漕ぎではシャフトが撓る効果で、膝への負担が少ないのを感じた。(歳をとると、キャッチワークで膝が痛くなることあり。小径シャフトは膝にやさしい)
  8. 漕いだ感触は、現在のS2/Slickオールとほぼ同じ感触だった。
  9. 少し違和感があったのは、キャッチでブレード深さ一枚をキープするのが難しく、少し深く入りやすいということ。恐らくブレードが薄いためだと思う。これも慣れればOKだと思う。
  10. 今日はメインメニューで500m x 6を実施。漕いだ感触ではトップスピードはほぼ同じだが、後半での艇速ダウンが少ないように感じた。これは小径シャフトの効果だと思う。
  11. さて、揚艇後に6本の平均艇速を分析。前回は2分5秒/500mだったが、今回は2分2秒だった。(CAL補正後の艇速で比較)S39オールを使って3秒艇速改善したことになる。

ということで、明らかに艇速の改善が見られたので、今回購入してみようと思う。

以下、今日撮影した写真。
Croker S39シャフト Arrowブレード
Arrowブレード 厚み3〜4mm
Slick(淡青) Arrow(白)
Slick(5mm) Arrow(3-4mm)
S39, S2 シャフトの差異
同上
S39シャフト
同上
同上

以上