Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

Croker小径シャフトオールを試漕

oyajisculler2014-09-12

2012年のロンドン五輪でConcept2社の小径シャフトオール:Skinnyが使われ始めてから2年経つ。
おやじのLBRCでは、2012年に国内で最初にSkinny スイープオールを購入し、マスターズクルーで使用して好評を得てきた。
このインカレでは、非力なジュニアクルーのパフォーマンス向上を期して使用し、ジュニア単独クルーによる付きフォアの決勝進出(東大では28年ぶりの快挙)など、Skinnyシャフトの効果が確認できた。
現在、新人戦に向け、ジュニアエイトでSkinnyとUltralite-mediumシャフトの比較使用を行っている。どうもレースペースでの艇速はSkinnyの方が出る様だ。
さて、話はおやじのシングルスカル乗艇に戻す。
現在、54歳で、高齢化による老化現象で水中出力やドライブスピードが落ちて艇速が思うように伸びなくなってきた。
どうもドライブ力の低下によりオールのシャフトを撓らせることが出来ず、これが艇速劣化に結びついている模様。
ジュニアがSkinnyを使ってパフォーマンスを上げているので、おやじも小径オールに変え少しパフォーマンスを改善してみようと思う。最後にオールを買ったのは確か2005年。そろそろ10年になるので、ここで買い換えようと思う。
小径シャフトはC2のSkinnyがあるが、おやじが愛用しているCroker社もS39という小径シャフトを製造販売している。
以前、オールを購入する際に、C2とCrokerのオールを漕ぎ比べた結果、CrokerのSlickブレードのオールが最も漕ぎやすいという結論に至った。これは今でも変わらないと思うので、小径シャフトオールを買うのであればCrokerのS39シャフトが良いと判断。Croker社のHPを見ると、S39シャフトでは従来のSlickブレードの他にS39専用のArrowブレードが選択できると記載あり。
早速、Crokerオールの輸入代理店である桑野造船から見積を取ったところ、何と一組11万円以上することが分かった。C2のSkinnyオールも同じ値段とのこと。
さすがに11万円のオールを試漕もせずに、ポンと買う訳にもゆかない。
そこで、全日本期間中に戸田コース脇にテントショップを出店している同社から、Croker S39オールを借りて試漕させて頂くこととなった。
というのが今日の試漕の経緯。