Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

S39 softオールを相模湖の秀峰号で漕いでみた

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7月は先週までカナダ代表チームの五輪前合宿練習の為、相模湖で漕げませんでした。
今日は6/29以来、3週間ぶりに相模湖でシングルスカルを漕ぎました。

さて、今日はこれまで戸田・荒川で使用してきたCrokerの小径シャフトオール:S39 softシャフト+Arrowブレードを相模湖に持参しました。

今日はこのS39 softオール+秀峰号(Wintech International)で乗艇しました。

メニューはSR18以下のB1 UTと、最後にB6を行いました。

アップで漕ぎ出した感触としては、これまで相模湖で使っていたS2シャフトオール(ブレードはSlick)に比べて、オールが軽いと感じました。
(実際、1本当たりS39オールの方が150g程度軽い)

また、Arrowブレードは薄いのでキャッチでブレードエントリーが楽です。また、フィニッシュのリリースもクリーンに行えます。
シャフトが細いので逆風での抵抗が小さいのも良い。
また、小径のSoftシャフトなので、よく撓るので、メニュー後半の疲労が少ないと感じました。
バランスに関しても、S39 softオールの方がリカバリー中のバランスが良いと感じました。(オールが軽いためなのかどうかは良く分かりません)

さて、B1 UTの艇速ですが、S2オールで漕いだ時の無風換算平均艇速と、今回のS39 softオールの無風換算平均艇速を比較すると以下の通りとなりました。

S2オール 6月10日 2:35.9/500m, SR17.81, DPS 10.81m

S39softオール 7月20日 2:32.1/500m, SR18.44, DPS 10.70m

今回の方が0.6枚レートが高めですが、平均艇速で500m当たり3.8秒速くなりました。
これは明らかに有意の差といえそうです。
特に、S39 softオールはメニュー後半でも、筋肉疲労を余り感じませんでした。

今年度、相模湖(S2オール)で、レースペースの漕ぎ込みをしましたが、その際に左手の総指伸筋を痛めてしまいました。
私は右効きなので、日常生活では左手の総指伸筋を活発に使うことはありません。しかし、スカルを漕ぐ時には右手と同じ様に使う必要があります。
その際、S2オールは若干重めなのと、フェザーターンでS39のスリーブに比べて抵抗が大きいためか、総指伸筋を痛めた様です。

以上より、S39 softシャフトのCrokerオールをもう1組購入し、戸田と相模湖の両方でS39 softオールで乗艇しようと思います。
その際、オールの長さは280cm~286cmの短尺としようと思います。(現在のオール長は284.5cm、先々、加齢と共に短くして行く予定))

余談ですが、今年1月にC2のCompブレードの短尺スカルオールを1組発注したのですが、オリンピックイヤーの為か、納入予定が立たないと言うことで注文を取り消しました。
今回、相模湖の秀峰号でもS39 softオールで漕いで、その優位性を確認できたので、C2 Compオールを注文取り消しておいて良かった様です。(^o^)

今日の動画

20210720 1X@相模湖 W Up
https://youtu.be/Qvf8ni72XjI

20210720 1X@相模湖 B1 UT 1
https://youtu.be/dBE4cWxk6xE

以上