Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

早朝: 2.4km x 3によるシートレース@荒川

今回は2.4km 3発を行う中で、1本目は初期クルー、2本目で1シート入れ替え、3本目で更に1シート入れ替える形式。組んだばかりのクルーでいきなりのシートレースでもあり、レートはSR28と低めに設定した。今回の目的は漕手選考もあるが、シートレース形式で行う事で、トレーニングの強度を上げる事も大きな目的。
川で行うため、両クルーのタイムや艇速はSpeedCoachのデータを用いて行った。その準備のため、昨夕はリギング調整・整備後にポンドでSpeedCoachのCAL補正を行った。
先に書いた通り、両クルーにはエルゴ2000mで8秒差あり。今回は2400mで行うので距離比を掛けて、10秒の時差スタート(ハンデ)を付けた。(技量でも木鶏クルーの方が上なので、途中で木鶏が追いつくと予想)
さて、実際の並漕であるが、10秒のハンデを貰った烈丈夫が後発の木鶏の背中を見る形で良く頑張った。終盤で烈丈夫が、ミスオールしたり間違って2200mでイージーオールを掛けたり、トラブルがあったがラストまで良く粘った。最後は木鶏が1L程度出て勝ち。思ったより競ったという印象。木鶏クルーは第一クルーとしてもっと漕技・出力効率を上げ、差を大きく付けなければならない。
二本目はバウを入れ替え。この入れ替えで烈丈夫が強化され木鶏が少しパフォーマンスダウンと予想。結果は、二本目はほぼ同着でゴール。僅かだが、コーチの予想と合致した両漕手のパフォーマンス差が出た結果。
三本目は、変則的だが木鶏:バウと烈丈夫:3番を入れ替え。結果は2本目と同じでほぼ同時にゴール。2本目と3本目の艇差が一緒なので、入れ替わった2名は差が無いということ。
以上の結果、今回のバウサイド漕手3名のシートレース結果は、N山>O内=N宮となった。但し、この3名の差は僅差であり、今後の努力次第で十分に逆転ありうるものである。
尚、今回のシートレースではSpeedCoachのデータが非常に重要なものとなるが、烈丈夫のコックスがスタートで計測開始を忘れたり、SpeedCoachがバッテリー切れとなる等、トラブルがあった。木鶏の方はキチンとデータが取れていたので、2艇の艇差でタイムを逆算出来た。しかし、未熟なジュニアのコックスには、初回である今回のシートレースは、なかなか難しかった模様。
以下、今朝の様子:
 W.Up (木鶏)
2.4km 並漕 1本目(烈丈夫→木鶏、スタートハンデ10秒)
 1本目中盤
 1本目終盤
 3本目序盤
 3本目中盤

 3本目終盤