Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

シートレース初日

以下の2杯で、1500m x 5発によるシートレースを実施した。要領は金曜日のログに記載した通り。烈丈夫 vs 木鶏。男クルーは伴走。
初期クルーでの一発目。烈丈夫に乗る二年生整調 ペアは技量未熟で動きに無駄が多く、設定レート33まで上がらず、32までしか上げる事が出来なかった。この為、烈丈夫は序盤から置いて行かれた。幸い、3枚低いレート30に指定した男クルーがすぐ横に並んでいたので、集中力を切らさず、最後まで力を出す事は出来た。ゴール時の艇差は、一着:木鶏に対して、烈丈夫の遅れは約2艇身半だった。コックスに確認した平均艇速は概ねゴール時の艇差を合致していた。

バウを入れ替えての2発目。乗り換え後、烈丈夫は一発目より明らかにリズムが良くなった。序盤の競り合いから抜け出すと、徐々にリードを広げた。ゴール時には、木鶏に1艇身半の差を付けて勝利。バウが乗り替わる事で、2艇の勝敗が入れ替わったので、平均艇速を見るまでもなく、シートレースの結果が出た。勝った漕手はこれまでシートレースでは上手くパフォーマンスを発揮する事が出来ず連戦連敗の状態だったが、インカレに向けた最終選考で、漸くシートレースでの力の出し方を覚えた模様。

3発目は2番を入れ替えて実施。このレースも、2番が乗り替わる事で、2艇の勝敗が入れ替わり、平均艇速を見るまでもなく、結果が出た。勝った漕手は東商戦頃まではフィニッシュでのウォッシュアウトが酷かったが、東日本選手権に向けた練習の中でフィニッシュの押し切りが改善していた。

4発目は、整調を入れ替えて実施。このレースも、整調が乗り替わる事で、2艇の勝敗が入れ替わり、平均艇速を見るまでもなく結果が出た。負けた漕手は、常に顎が上がって視線が安定しない為、漕ぎが粗い。特にキャッチからのレッグドライブで、開いた膝を急に閉じたり、左右のレッグドライブの位相がズレてインサイドの膝の潰しが遅れている。これでは漕ぎが安定しない。ドライタンクを使って安定した漕ぎのイメージを身につける必要がある。

5発目は、3番を入れ替えて実施。最後のレースはこの2人が乗り替わっても2艇の勝敗は入れ替わらなかった。ただ、乗り替わり前後の艇差や平均艇速は差があった。但し、これは誤差の範囲と考える。

上記に基づき、二日目のシートレース対戦クルーを編成した。
 
初日のシートレースの様子:
<動画>
https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=8alQYqrHjxo
<写真>
 1発目の中盤
 同上
 2発目の中盤
 4発目の終盤