Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

大雨・増水・濁流の荒川

oyajisculler2014-06-07

6月5日に梅雨入りした関東地方。早くも6日の夕刻から大雨となり、今朝の荒川は荒川基準水位(A.P.)で3mを超える水位となった。水位が上がるだけだったら良いのだが、水位が上がると当然ながら流れが速くなる。また、普段水面より上の土手沿いにある枯れ木、ゴミ、そして枯れ木や木材などが洗い流されてドンブラコと流れてくる。

今朝は荒川で対校エイトとジュニアで並漕練習を予定していた。増水で流れが速くなって、瀬田川での順流での2マイルレースをシミュレーションできると考え、少々増水していても、危なくない範囲で実施しようと考えた。

さて、実際に早朝、荒川に下りてみると、川のアウトカーブ側の流れの速いところでは流速が毎秒1.5〜2m程度の速さで流れていた。これは瀬田川の流れより随分速い状態。

ブイを設置して流れなければ良いと考え、実際にブイを打ったのだが、結局ブイは固定できず、流れてしまう事を確認した。

という事でブイは設置できないのでフリーレーンでの並漕を選択。そして流れが速いので、安全を期して、上流方向へ向けて並漕することとした。

実際並べてみたのだが、インカーブ側と川のセンターでは流速に差があり、結局流速の差で大きく差がついてしまい、あまり良い並漕練習にはならなかった。

ジュニアは今日の様な速い流れの濁流で乗艇練習をするのは初めての経験であり、少々面喰って、状況に負けてしまった感あり。でもこういうコンディションを経験することで、荒れたコンディションでのレースとなってもある程度おちついて対処できるようになると思う。

今日はポンドではN社の社内レガッタが開催される予定だったが、大雨で中止となった。このため、コースは終日解放。昼食時刻前後は、乗艇練習するチームが少ないのを狙い、午後の乗艇を午前に繰り上げ、ポンドで2度目の乗艇練習を実施。
ポンドでの本格的な乗艇トレーニングは久しぶりではあったが、殆ど貸切状態でトレーニング出来たので丁度良かった。雨が本降りではあったが、風の影響もどれほど酷くなく、水面も比較的穏やかだったので、良い練習ができた。

揚艇後のビデオセッションで、キャッチレンジの拡大など、本番レースまでに改善すべき課題も、確り把握できたので、後は実行あるのみ。

明日はまだ、荒川の濁流は治まりそうにないので、明日もポンドで乗艇練習することになるだろう。

以下、今日の様子:
ブイを打とうと準備したが、流れが速過ぎて固定できず。
 上流からこのような浮遊物が多量に流れていた。
 濁流の中、上流に向けて並漕。

以上