Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

荒川で1X乗艇:

見送って成田空港を発ったのが9時過ぎ。これだと会社に出勤しても着くのが10時半過ぎとなり、午前休暇を取らざるを得ない。今日は天気も良いし、水曜日でもあり、思い切って休暇を取り、日中に1Xで荒川に出艇することにした。(休暇届けは昨日提出済み)
ここ数週間の1X乗艇では、フィニッシュタップダウンでハンドルと胸のクリアランスが十分でなく、ブレード離水が今一つの感あり。ストレッチャー位置をギヤレール一山分:6mm程度、手前に移動させてみた。PTH値で33.8cm程度。下の写真はPTH変更後の自艇Goten号。

今日も13時頃が干潮時刻で岸けり及び揚艇時に川底の泥の上を歩かねばならなかった。それは少々嫌だったが、天気の方は薄曇りで暑くなく、また、風はほとんど無く、水面はベタ凪状態だった。



いつもの通り、ノーフェザーでフィニッシュワークとキャッチワークの技術練習を実施。PTH値を少し小さくしたので、フィニッシュ時にハンドルと体の間にクリアランスが出来てフィニッシュのブレード離水がやりやすくなった。キャッチレンジの方も特に短くなった感はないので、当面このPTH設定で行こうと思う。
W.Up後は、笹目橋の少し上辺りから秋が瀬M字往復を実施。約3km毎に給水を行った。
今日も親指を使ってフェザーターンとスクウェアリングにフォーカスして取り組んだ。水面は鏡のようにフラットで技術練習するにはうってつけのコンディション。波は無いがリカバリーでなるべくブレードと水面のクリアランスを確保する様に取り組んだ。キャッチ前のスクウェアリングはハンドルがストレッチャー上を通過する際に、グリップエンドに添えた親指をスッと上げてスクウェアにする様にしたところ、概ね上手く出来る様になってきた。こうするとエントリー時にブレードが確実にスクウェアになっているので、エントリー操作がシンプルになってよい。
さて、未だにスムーズに行かないのがフィニッシュ時のタップダウンと親指によるフェザーターンだ。少しずつ良くなってはいるのだが、意識しないとタップダウン時にブレードと水面のクリアランスが不足し、時々ブレードで水面をペッタンと叩いてしまう。今しばらく粘り強く取り組む必要がある。次回は、ノーフェザーで秋が瀬まで漕いでみようか?
親指フェザーターンとバランスコントロールにフォーカスしたので、レートはいつもより低めのSR16〜17程度で漕ぎ続けた。
低いレートで低負荷なので楽なトレーニングではあるが、バランス不安定な1X艇で長距離(18km強)をバランスキープで漕ぎ続けると腰回りの筋肉には相当な負担が掛かり良い体幹レーニングとなる。
時々、スピードコーチのストローク数と距離をチェックしながらDPSを延ばすように取り組んだが、12m/本までは延びなかった。もう少しバランスとブレードワークが改善すれば12mは行けると思う。
何れにせよ、平日の日中、他に誰もいない荒川で、水面を独り占めして漕ぐのは、全く持って贅沢な遊びである。また、何かの機会をみて平日日中の荒川1X乗艇をしようと思う。