Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

1Xテクニカルドリル

oyajisculler2012-04-10

今日は週1回の平日夜間乗艇。いつもなら水曜だが、明日は飲み会があるので、一日繰り上げた。
今日は夕刻でも15℃程度と気温が高めの天気予報だったので、ウェアは夏用の長袖アンダーシャツ+ローイングスーツのみとし、これまで履いていたタイツや冬用アンダーシャツは着なかった。もう4月も半ばなので、夏場の着衣で良さそうだ。
さて、漕ぎ出すと、南南東の風が3〜4m程吹いており、建物の切れ間から時折強い風が吹いてきた。
今日は競艇場ゲートが開いており、2000mコースがフルに使えた。これから大学は対校戦シーズンなのだが、意外にコースは空いていた。何故だろう?
今日も1周目の往路はノーフェザーフィニッシュワークから始め、復路はパドル短漕のW.Upと静止スタート練習を実施。レースペースの短漕は、夜間だとブレードが良く見えないので、慣れないと何となく緊張する。パドルでも親指ターンでフェザーワークすることをやってみた。まだ、身についていないので、ハイレートだとスムーズに行かない。まあ、焦る必要はない。
2周目からは低レートでのLSD漕:12km。今日も親指を使ってフェザーターンすることにフォーカスして漕いだ。フィニッシュでグリップエンドが腹に当たり上手く親指ターンが出来ない。インボードを短くし、且つ、夏用ウェアにしてからキャッチ角は概ね良くなってきたので、PTHを一コマ(6mm)短くしてフィニッシュ周りの窮屈さを改善してみようかと思う。
LSD漕の2周目からは、キャッチ前のスクウェアリングで、親指に加え、人差し指も使ってターンしてみた。中指から小指までの3本でグリップを柔らかく包み、親指と人差し指でグリップエンドをクルリとターンさせる。指先だけの動作であり、腕によるブレードエントリー動作に用いる筋群と別系統なので、フォワード中の任意の過程でスクウェアリング出来るので有効だ。
YouTubeのビデオ映像で、上級スカラーフォワード半ば辺りでブレードスクウェアにしているのをよく見るが、これはこの親指ターンのテクニックを使うと容易に出来る様だ。
後はフォワード中にブレードスクウェアにしてもスムーズに漕ぐためには、バランスを安定させる必要がある。
3周目は、バランスを安定させるために、フォワード中は両腕の肘をピンと伸ばさず、僅かに曲げて肘をリラックスさせてみた。こうするとハンドルを持つ手を自由にニコントロールしやすくなる。ストレッチャーに預けた両足と両手のハンドルを使ってフォワード中の艇のバランスコントロールが容易になるのを体感出来た。
上記要領でバランスコントロール出来る様になると、フォワード中にブレードと水面のクリアランスを十分取れる様になり、早めにブレードスクウェアしても水面を擦ることなくリラックスして漕げる様になる。
次回の1X乗艇では、最初から両肘リラックスにフォーカスして漕ごうと思う。