Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

1X乗艇:

上記のSmoothie2のリギング調整や形状比較を終えた後、14時過ぎに早速、荒川へ出艇。日差しが強くやはり暑かった。
先ずはノーフェザーでフィニッシュワーク。先ずは腕漕ぎから。初めて漕ぐオールなので、少し違和感がある事は分かっていたが、漕ぎだして直ぐに気付いたのはSmoothie2はノーフェザーだとフィニッシュでブレード下端の水キレが難しいという事。前述の通り、ブレード下端の出っ張り幅がCrokerより大きいのか、ハンドルを確りタップダウンしないとブレード離水が上手く出来ず引っ掛かり易いように感じた。単におやじの技量不足や慣れの問題かもしれぬが。。。それとオールの重さがCrokerより重いこともフィニッシュの離水の難しさに影響しているのかも知れない。
腕漕ぎからフルレンジまで1500mほど掛けてノーフェザーワークを実施。その後、フェザーを付けたが、フェザーターンをするとフィニッシュの水キレの悪さは解消された。ハンドルのグリップ径が小さいためか、フェザーターンはCrokerよりやり易い様に感じた。
ブレードが水を掴む感じはなかなか良いと感じた。即ち、スリップが少ない様に感じた。
シャフトが重めのためか、フォワード中のバランス安定性が良い様に感じた。また、キャッチ時のブレードエントリーについては、オールの重さを使ってブレードエントリーしやすい様に感じた。
今日の午後は、南の風が強めだったので、大曲から秋が瀬に向かう水路では、往路が順風、復路が逆風だった。また川の流れの方向と風向きが合致しているので、この水域は風浪が発達してチャプチャプ波立っていた。これはラフコン時の漕ぎやすさをチェックするにはお誂え向きのコンディション。
このチャプチャプした水面でSmoothie2で漕いだ感触は、ブレードで波頭を叩いた時にバランスを崩す影響が大きいという事。これはブレード形状の問題というより、オールの重量が重たいことに起因すると思われる。即ち、重たいオールで波頭を叩くとクラッチへのオール荷重変動影響が大きく、それがバランスに与える影響が大きくなるという事。Crokerオールは軽いので、波頭を少々叩いてもバランスを崩しにくい。
以上、今日Smoothie2を漕いだ感じでは、あまり魅力的とは感じられなかった。
という事で、このままCrokerオールで漕ぎ続けようと思う。ただ、グリップに関しては現在使っている黄色いグリップはやや太めなので、ピンクの細めのグリップに替えた方が良いような気がする。