明後日、木曜日から全日本選手権が開催されるため、国立艇庫の前には沢山のボートが置かれていた。インカレの時と異なり、社会人チームの艇やオールが置かれていた。
遠征で全日本に来ているクルーは、学校や勤務先を休んで来ているので、日中に乗艇練習している模様。従い、今日、夜間出艇しているのは、おやじと社会人ナックルフォア1艇の合計2艇のみだった。おまけにコースは2000m解放されており、絶好のコンディションなのだが、前述の通り、40分到着が遅れたため、10kmしか漕げない。。。
今日のメニューはW.Up:2km(ノーフェザーフィニッシュワーク+パドル短漕・静止スタート練習)の後、コース2周(8km)のLSD漕とした。
先週の土曜日にC2製のSmoothieスカルオールを漕いだ後、今日は自分のCrokerオール。使い慣れているという事もあるが、やはり漕ぎやすい。オールが軽いためか、フィニッシュでの離水が軽く、フォワードでバランスを取りやすい。やはりおやじにはCrokerのスカルオールの方が合っている様だ。
久々に静止スタート練習したが、瞬間艇速で、1'37"/500mが表示された。静止スタートのハイピッチでもフォワードで上体リラックスして、ブレード離水をクリーンに行い、ブレードと水面のクリアランスを確り取る様にすると艇速が出る様だ。来週の全三菱レガッタ(1Xの500mレース)では、この辺に留意して取り組もう。
W.Upの後は8kmのLSD漕。距離が短いので、今日はSR20程度と少し高めレートとし、少しペースを上げる様に意識して漕いだ。逆風がビュッと吹くとググっと艇速が落ちるが、概ね2'20"〜2'22"/500m程度のペースで漕いだ。横風で波も無いので今日は安定して漕ぐことが出来た。おやじのGoten号(Sykesのmould-20)の様に、バランスをキープするのが難しい艇の場合は、オールが軽い方が艇のバランスコントロールがしやすい模様。即ち、オールが重ためだと、フィニッシュでの両サイドのフィニッシュ離水が僅かにずれたり、ブレードで波頭を叩いた時のバランス崩し影響が大きくなったりする。これに対し、Crokerの様にオールが軽いと、上記の影響が相対的に軽微となり、安定しやすいと言うこと。
という事で、マイオールが自分の艇や漕ぎに良くマッチしていると言う事を確認できたのが、今日の夜間乗艇の収穫。