Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

LBRCエイト;光の修理状況:

2週間程前にDelta社に修理に出していたLBRCのエイト艇:光号の修理が終わり、昨日、艇庫に戻ってきた。光号はおやじがT大のHCをしていた1993年に購入した艇で豪州のSykes社製。1980年代に東独クルーがボート競技で勝ちまくっていた時に使っていた船型。幅が広く船底がフラットな船型で、すこぶる安定性が良いので高齢クルーに人気があり、光号はLBRCの中では70歳代の高齢クルーや50歳代後半クルーのFlag Ship的な扱いで利用されている。しかし高齢艇なので、分割部の接合フランジ部分の痛みが激しく、また、フィンが変形して曲がっているなどの不具合があった。今後も後3年程度は活躍して頂く必要があるので、LBRCのH23年度会計でRefurbish工事(修理)を行うことにした。前述の2件に加え、長年の利用で船底に沢山ついていた修理跡やヒッカキ傷などもD社に頼んでパテ補修・タッチアップ塗装を行って貰った。
昨日、70歳代クルーの手で分割部接合とリガー取り付けを実施頂き、既に艇庫のアームに格納されていた。おやじはLBRCのSenior Boat Masterなので、LBRCで使用する艇やオールなどをチェックする必要あり。自分の乗艇練習後に、光号を電動クレーンで下ろし、修理状況を確認した。
今回の修理の要点である分割部接合フランジの再生修理、及びフィンの交換については、美しく復旧されていた。また船底の傷も納得のゆく出来映えで修理されていた。艇名は消えかかっていたが、艇名シールを貼り付けてあった。D社さん、なかなか気が利く。下の写真は本日おやじが撮影した光号の修理後の状況。
光:艇名部分
舳先部分
船体全体像(Bowより)
船体全体像(中央部)
フィン
接合部(S-side)
接合部(B-side)
接合部(シートデッキ下)
船底の接合部分
ボートは艇やオールなどの大道具を使うスポーツ。よい戦績を上げるには、日頃の整備が肝要。おやじが学生の頃に先輩から教わった言葉:「シェル艇を扱う時には、自分の彼女を扱う時のように大事に扱え」
以上