今週はHoAの本番が開催される。東大は今年も対校の主力は付きフォアに出漕するが、S台大学もエントリーしているので、簡単には勝たせて貰えないだろう。
そこで、昨年同様、HoAのレース週のみ艇をTOP COXのレース艇に乗り換えて出漕する。
東大全学漕艇部ではTOP COXﾚｰｽ艇を3艇所有しているが、最も古いFilippi製４＋艇の男は、これまでジュニアクルーが使用したりしたため、船底にかなり傷がついていた。また、古い艇（H8年建造）なので、舵がフィンとは別に船尾端についている。川のレースなど艇を曲げるのには良いが、抵抗が大きくなるので直線レースではフィン・ラダー方式の方が抵抗が小さくて良い。
という事で、昨年度にリフレッシュ工事した付きペアの”月影”同様に、船底の傷修理とフィン・ラダー化のリフレッシュ工事を修理業者のN村さんにお願いした。
この工事が先週から今週月曜日に掛けて行われた。また、リガースプレッドが85cmに満たなかったので、リガー取付基部に8mmのパッドを取り付けて頂いた。
下の写真がリフレッシュ工事を終えた後の”男”の写真：
オリジナルの舵を撤去
新たにフィンラダーに改造
舳の傷も修理
綺麗になった船底
船尾
船尾とフィンラダー
綺麗になった船底とフィン・ラダーを見ると、まるで新艇の様に見える。建造後20年近く経った古い艇には見えない。
明日からのフォア乗艇では、この艇に乗ったクルーはきっと良いパフォーマンスを示してくれるだろう。
