Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

午前:LBRCエイト荒川出艇

メニューはいつもの通り、秋ヶ瀬鉄橋までのM字往復22km。レースペースの短漕メニューは、これまでは艇速を上げる事を優先して20本ばかりやっていたが、20本では無酸素運動で終ってしまい、実際のレース中盤の有酸素運動のトレーニングにならない。そこで、今日は短漕を10本増やして30本のセットに見直した。30本だとラストの10本は有酸素運動への移行フェーズになる。
さて、今日のクルーは先週の大型クルーに比べると小柄なクルー。平均体重は5kg程度軽く、76kg程度。漕ぎ出すと、先週に比べて艇が浮き、重心が高くなり、ややバランス不安定な感じ。でも重量が軽くなった分、艇の加速が良くなり、艇速は先週より随分改善した。結局、ボートは艇速を競うスポーツであり、体格の大小に関係なく、速ければ良い。下の写真は両舷フィニッシュワーク練習中の我がVirtuクルー。同窓のシドニー小林さんが1X艇から撮影してくれたもの。小林さんのブログに掲載されていたものをダウンロードして転載させて頂いた。

最初のライトパドルでも、これまではレンジが短く、レートばかり上がって水中の押しが弱く、艇速が上がらなかったが、今日はSR19でレンジも大きくなり、気持ちよく艇が加速する感じが出た。但し、バランス安定性には少々難あり。
さて、パドル短漕。20本から10本増やして30本としたので結構辛いかと思ったが、それ程でもなく、レンジが大きくなり、艇速もまあまあのレベルが維持できた。
大曲のM字折返しでは、今日は南東の風なので、秋ヶ瀬へ戻る復路は順風。いつも2000mTTを行う大曲→笹目は逆風となる。そこで2000mTTを繰り上げ、大曲から秋が瀬へ向け、順風で行った。
一昨日のログで引用したK倉選手の話を念頭に置き、今日は1Q終盤の苦しい時間帯で艇速を落とさぬ様に頑張って漕いだ。また、2Q、3Qの中盤の有酸素運動の時間帯では、艇速を落とさず、出来るだけ高い出力を維持すべく粘った。個人的には、心肺系に負荷がかかり、中盤でよく追い込めたと思う。ラストはいつもの通り、スパートを入れ終了。2000mのタイムは7分26秒。順風で実施した割りに褒められたタイムではないが、一応これでもLBRCエイトの今年のベストタイム。SpeedCoachのメモリーに記録されていた詳細データは以下の通り:

  1. 1'48"0, SR32
  2. 1'53"0, SR29
  3. 1'53"6, SR29
  4. 1'51"5, SR32 (7'26"4)

4月に入ったら東商戦までに2回の2000mTTを行う予定。このTTで、何とか7分を切る艇速を出したい。