さて、総会の後、少しコース沿いに自転車で走りながら乗艇風景を観察してみた。丁度、仙台大学のエイトが出艇していた。艇をよく見ると、最近流行りのアルミウィングリガー付きのEmpacher艇だった。もともとはスカルリガーから出発したウィングリガーだが、最近はスィープボートの方でも良く普及している様だ。ウィングリガーにすると、両舷のガンネルを跨ぐブリッジの様にウィングリガーが取り付けられるので、リガー自体が船体の剛性を増す構造補強となる。このため、通常の3脚リガー艇より漕艇中のエネルギーロスが少なく、確り感が増す模様。恐らく、来週の全日本選手権エイトの決勝では多くの艇がアルミウィング艇になることが予想される。
