久々にエイトでポンドに出艇。岸を蹴って漕ぎだすと、１，２本で水中が重たいことを感じる。やはりポンドは水深が浅いので、エイトの様な喫水が深く排水量の大きな艇は、抵抗が大きくなる様だ。
今日はＴ大Ｊｒエイトと2000mＴＴと、1500mTT。北北東の風なので逆風によるＴＴとなった。スタートして暫くはこちらの方に分があったが、500mを過ぎると追い抜かれてズルズルいかれてしまった。折からの逆風もあり、バタバタの2000mだった。本番前にこういう最悪の条件で漕いでおくことも経験になる。
それからまたスタート地点まで戻り、今度は1500m漕。2000mの結果を見て１Ｌのハンデを貰ってのスタート。1発目の反省を踏まえ、確り1本1本長く押すことを意識した結果、追いつかれてからは暫く横並び。ラスト300ｍ辺りで強い横風が吹き、経験不足のＪｒクルーがモタモタしている隙をつき、スパートを入れた。結果、半艇身程差をつけて先にゴールすることが出来た。（１Ｌのハンデがあったので、通算すれば勝ってはいないのだが。。。）
そうそう、今日は逆風でのＴＴだったので、スタート前に機転を利かせて、オールのスリーブに装着しているC.L.A.M.(Clip-on Load Adjusting Mechanism)をスリーブに取り付け、オールの梃子比を1cm分軽くして漕いだ。（Outboard:-1cm, Inbboard:+1cmとなる)結果、逆風の中でも若干水中を軽く感じた。どれほどの効果があるかは不明だが、気分的には随分楽になる。本番でも風向きに応じてC.L.A.M.を有効活用してみようと思う。
