少し早めに艇庫に行き、LBRCのFlag Ship「POTOMAC」の下記不具合箇所の整備を行った。
- 整調シート：本艇購入時(1992年）から使っているシートだが、合板製座面の剛性が弱くなり、シートの動きがスムーズでなくなってきた。レース中にシートが外れたりすると困るので、Vespoli製の新しいシートを購入し、交換した。古いシートは座面が垂れ下がってシート高が下がっていたこともあり、シート交換したらシート高が1cm高くなった。これに対応してストレッチャー高さとクラッチ高を再調整した。
- 4番バックステー：先週艇をチェックした時にバックステーのクラッチ軸固定穴周辺のアルミプレート部分にひび割れがあった。いまついているステーはVespoli純正だが、純正は値段が高いし、伸縮作業が面相なのでJ2製バックステーを購入し取り付けた。J2製やEmpacherタイプのバックステーは取り付けリガーの寸法に合わせてパイプをカットしたり、伸縮部パイプに圧着するための切れ込みを入れる必要がある。この作業を出艇前に実施。
- バウのレール幅微調整：我々が本艇を使い始める前にバウのレール取り付け部は補修した形跡がある。どうやらこの補修作業が素人仕事だったようで、レールが真っ直ぐパラレルに取り付けられておらず、フロントエンドとバックエンドのレール間隔が4〜5mm程ずれており、シートの滑りが悪くなっていた。滑りが悪いだけならまだ良いが、時々シートの頃が外れることがあった。今日はレールを一旦取り外し、レール間隔がずれを修正した。
