Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

艇のリギングと状況チェック:

艇については、下記項目のリギング計測・調整と同時に、ストレッチャーやシート・レール等の消耗品パーツにいて、現状の消耗度をチェックする。

  1. リガースプレッド:84.0 84.5 cmに設定する。(
  2. ワークハイト:Bowペア16.5cm, ミドルフォア17.0cm, 整調ペア17.5cmに設定する。
  3. クラッチ軸の前傾角(0度)、外傾角(0〜2度)に設定する。
  4. クラッチブッシュ角:前述のオールピッチとの合計で5 4度となる様に設定する。(ブッシュ穴が磨り減ってガタツキがあったら交換する)
  5. ストレッチャーボード角:42度に設定する。(一般的な角度は39〜45度)
  6. 踵高さ(Heel Depth):15cmに設定する。(一般的には14cm〜17cm程度)
  7. Pin to Heelのマーキング:28cm〜38cmの間を2cmピッチで油性ペンでマーキング
  8. 各種消耗品パーツの消耗度及び異常の有無をチェックする。:バックステー、靴、レール、シートのコロ及びシャシー
  9. その他艇全体を見渡した上で、問題点の有無

尚、上記だけでも結構時間が掛かるので、今回はこのリギング調整と各部の消耗度チェックに止め、消耗品の交換作業については次回の講習会で行うこととする。
以上