このタイプは、ステーパイプ(B)が長いままで売られており、長さはリガーに合わせて自分でカットして使用する。このタイプについては、長さをカットする作業から纏める。
- カットする前のバックステーをリガーに仮付けし、カットすべき位置をパイプにマーキングする。
- マーキングした部位を金ノコ等を使って切断する。
- 切断した部分に金ノコで上図に示す切り込み(5〜6cm程度)を入れる。(この切り込みが無いと幾らクランプで締めても固定できない)
- 上記2,3の加工を施したバックステーをリガーに仮付けする。
- パイプ切り込み部を締め付けるホースクランプ(C)を締め付ける。
- バックステーをクラッチ軸の頭と艇体の2箇所で固定する。
- 最後に伸縮部の滑り止めであるホースクランプ(D)部をステーパイプの端面に寄せてクランプを締め付ける。
新規取替え時以外の時は、上記工程の4.項以降を行う。尚、良く見かける間違いは、上記工程の3.項の切り込みを切り忘れることである。これを施工しなかったり、確り固定していないと、パイプの中で伸縮部が暴れて磨耗して使い物にならなくなる結末が待っている。
以上