Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

発注するパーツをリストアップし、総額を見積もる:

入手したカタログ及びPrice Listを見ながら、発注品をリストアップし、現地価格(EURO)総額を算出する。円〜EUROの為替レートは時々刻々変動するが、2004年11月現在のEURO買いレートは概ね135円〜140円。現地品物価格以外に掛かる費用は、①梱包料・現地銀行手数料(パーツ価格の5%程度?)、②送料(Surface mailが廉くて便利、パーツ価格の15%程度?)、③送金時銀行手数料(4000円)、④関税(靴は最大30%だが、税関に交渉すれば3%程度で済む)・輸入消費税(5%)・通関手数料(200円)、⑤FAX等通信費用(せいぜい500円) おやじの経験からすれば、個人輸入の場合、パーツの現地価格の総額が5万円程度であれば、Surface mailを使った場合、上記の①〜⑤の諸費用の総額はパーツ価格の30%〜40%度となる。(40%を見込んでおけば良かろう)発注する上での留意事項:

  1. Rowing Shoesを発注する場合:上記の通り、靴は輸入関税がかかる。Rowing Shoesは一見革製に見えるので、最悪、30%の関税を掛けられる可能性あり。これを避けるため、靴プレートに取り付けた状態で輸入することで、Rowing shoesが履物ではなく、ボートのパーツであることを示す必要がある。今回、おやじは横浜税関と交渉し、靴プレート付きのRowing Shoesは靴ではなく、ボートのパーツであることを認めさせ、関税を3%にして貰った。
  2. 輸送手段は郵便小包Surface mailが廉い:郵便小包で送られてくるものには、輸入者の個人使用目的であるものに限り、課税価格は実際の価格より卸売価格程度に低く設定される。(個人用品特例、課税価格が現地価格の6掛けとなる)また、発注時にSurface mailを指定すれば、送料がかなり廉くなる。ここで言うSurface mailは船便ではなく、日本で言うSAL便を使っている模様であり、2週間程度で手元に届く。
  3. レール等の重くて大きいパーツは避ける:重い物は送料が高く付くので、輸入は避けた方が良い。こういうものは国内で買った方が良い。要するに、軽く・小さいが高価なものを輸入すると送料等が相対的に廉く済む。