Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

昼休みはシングルスカル艇の確認:

11月9日から開催される全日本選手権で、小樽商科大の臨時コーチを引き受けることになった。
北海道のチームであり、レースで使用する艇やオールは戸田界隈の艇庫に保管している艇・オールを使用する。
出場するクルーはW1X、M4+、M1Xの3クルー。
特にW1Xの選手は国体の北海道代表選手であり、小樽商大としては久々の逸材。大学からボート競技を始めた選手であり、まだまだこれからの選手だが、新人戦でレース経験を積んでほしい。
という事で、彼女が試合で使用する艇の候補を2艇準備し、この2艇の状況を確認した。

桑野製 A2艇:
小樽商大が戸田で保管している唯一の1Xレース艇。先ず銘板シールを確認:
 2004年 桑野製A2艇。設計体重72.5kg、艇重量:14.2kg
男子軽量級選手用の艇だが、65〜75kg程度の選手にピッタリの艇。艇重量も14.2kgと下限重量に近いので良い。
 船齢14年だが、戸田遠征時にしか使用しないので老朽化はしていない。
 ストレッチャーが外されていたが、近くに置かれていた。
今回のW1X選手は大柄な選手なので、この艇が丁度良さそうだ。
ストレッチャーは、靴のサイズが大きく、また、ボロボロになっていたので、今回、靴を取り換えることにした。

Swift生 Elite艇:
2011年に三菱重工ボート部が購入した艇。マスターズの女子スカラーも使える様に少し小型の船型を選択したもの。
先ずは先ず銘板シールを確認:
 2011年 Swift Elite艇。設計体重57-70kg、艇重量:14.76kg
設計体重面では、上記の桑野艇よりこちらの方が良いが、アルミウィングリガー艇で艇重量が少々重めで桑野艇より0.5kg重い。
また、マスターズ女子スカラーが使用してきたこともあり、艇の出し入れや、船台への着岸などのハンドリングの際に細かな傷がいくつか付いていた。
 Swit製ウィングリガー艇。つばめ号の舳先
 船尾
 船底
 ストレッチャー廻り
 シートとレール

2艇共、まずまずの艇ではあるが、桑野艇の方が少し軽いので今回は桑野艇を使用する予定。
乗ってみて何か不具合があれば艇の変更も考えることとする。