今日もスカル乗艇の為、戸田へ行った。
朝、5時10分に起床し、6時10分の上野東京ラインに乗り、赤羽経由で戸田公園へ。
昨日は台風後でJRなど鉄道の各駅は大混乱だったようだが、1日経った今日は、平常運行に戻っていた。
この時間帯の列車で戸田へ行けば、赤羽駅などでの大混雑は避ける事ができるので好都合だ。冬場になると少々寒いが、暫くはこれを継続しようと思う。
戸田コースに着くと、旭ヶ丘公民館のヒマラヤ杉は未だに倒れたままだった。
チェーンソー1本あれば、道路をふさいだ木を撤去するのは容易だが、その後、残骸を廃棄処分するのに手間が掛かるから、今は手を付けないということか?
いずれにせよ、今日は、戸田市のゴミ回収車が東大艇庫より先に進入出来ず引き返していった。
早々に、切断撤去してほしいものだ。
さて、荒川は未だに濁流で流れが速いので、今日もポンドで乗艇した。
先週、金曜日の乗艇では、湖底から伸びた藻が船底やフィンに絡まって漕ぎにくい感触があった。このため、4日経った今日は、さぞかし漕ぎにくいと予想した。
ところが、台風の大雨でポンドの水位が10cm以上?上がっていて、湖底から生えている藻は水面には届かなくなり、漕ぐには支障が無くなった。
一方で、土日の間に多くのクルーがポンドで漕いだ影響か?オールで千切れたと思しき浮き藻が塊を形成し、ところどころに塊が浮いていた。
この塊に艇を突っ込むと、低速が落ちると同時に、ブレードが跳ね返されたり、オールに藻が絡まって抜けにくくなることがあった。
但し、この塊があるところは概ね決まっていたので、そこを通過するときにだけ支障が出るという感じだった。
ということで、今日のUT漕は、艇速を狙うというより、漕技改善にフォーカスして漕いだ。
フォーカスしたポイントは:
- 脚と腰の力で艇を進め、腕は「紐」の様に使う。脚と腰のドライブにより、腕は自ずと使われるというイメージ。腕・上体は常にリラックスさせる。
- ブレードで強く水を押すのは、ハンドルが胸前10cm程度までとし、残りの10cmのレンジは腕を脱力して、シャフトのベンドを戻し、ブレードの推進力をニュートラルにしながら、ハンドルを斜め45°下に軽くタップダウンして、ブレードをクリーンにリリースする。
- フェザーターンやスクウェアリングは指の第3関節(ナックル)の曲げ伸ばしで行い、手首は極力、使わない様にする。
- バランスを安定させ、リカバリーで極力水面を擦らないようにする。
フォーカスしたポイントに注力して漕いだところ、概ね良いイメージで漕げた。
今日はコースが非常に空いており、私と同じ時間帯に漕いでいたのは、シニア女子スカラー1名と、ジュニアの強化指定選手と思しき男女スカラー各1名、それと私の合計4名のみ。
コースを3周漕いだ辺りで、藻刈り船が作業を開始。
最初は1レーンを刈り取りながらスタート方向へ移動して行った。
より効果的に藻を刈り取るには、コースの水位をもっと下げた方が良いと思う。
最後に、今週末の全三菱レガッタに向けて、静止スタート付きで500m一発を実施。
GPS SpeedCoachのメモリーでチェックしたところ、軽い斜め順風で、1'54"だった。
当日は、風向き次第だが、500mレース一発なら、もう少し飛ばせると思う。
明後日は、荒川で漕ぎたい。
7時57分。戸田コース到着。
藻刈り取り作業が始まる準備。
旭が丘公民館のヒマラヤスギは倒れたまま。
倒れた木は3本
戸田コース航行ルールの看板は辛うじて無事。
以上