艇庫は、周囲の民家同様、震災後に解体・撤去されて既に無い。
跡地は、貞山堀土木工事の工事作業員用駐車場となっていた。
11時01分。東北大学名取艇庫が建っていたと思しき場所。現在は駐車場。
奥に仙台空港が見える。
貞山堀は、護岸の工事はほぼ完了しており、橋の周辺の護岸工事と、古い橋の橋脚の撤去工事を行っていた。
貞山堀を渡る橋。橋の周囲を土木工事中。
鋼矢板を打ち込んでいた。
貞山堀
撤去した古い橋の橋脚の残骸を撤去工事中。
工事中の架設構造物で川の有効面積が小さくなっているため、潮流の流速が速くなっていた。
海側の方を見ると、津波でやられたので民家などの建物は全て撤去され更地となっていた。そのなかにポツンポツンと円墳の様な土塁が見えた。
”千年希望の丘”という震災復興記念公園の施設。
折角の機会なので、希望の丘に上り周囲を見晴らしてみた。
海岸サイドには津波防波堤が築かれていた。
いずれにせよ、津波の破壊力は凄まじい。
津波で流された民家の集落は全て更地に。
遠くに円墳の様な丘が見える。
丘は”千年希望の丘”という名。
12時24分。2号丘
丘の上は海抜11m。避難丘となっている。
1号丘
海側には防波堤が築かれていた。
1軒だけ残っている2階建ての民家。よく見ると1階は壁がなくなって柱だけになっていた。津波の遺構として残されている模様。