Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

新潟大学OBクルーとの合同練習

oyajisculler2018-02-25

新潟大学OBを中心とした新潟緑悠会クルーの方々が、一泊二日の戸田合宿を行っている。
このところ、毎年二月に恒例行事として行っているとのこと。

例年に倣い、日曜日の午前に、緑悠会クルーと淡青会クルーで、荒川で合同練習を行った。

淡青会クルーはいつもの通り、秋が瀬までW.Upと低レートUT漕で漕ぎあがった。
今日は出艇の時間帯、荒川は上げ潮。風も東から吹いていたので、往路は順風・順流だった。
ということで、今日は往路のUTで良い艇速が出せた。
 9時55分、秋が瀬折り返し時。ストロークフォア
 同上、バウフォア
秋ヶ瀬で折り返してから、コックスが1本漕ぎ(ハンドル膝前で動きを止める技術練習)をやろうと提案があった。
しかし、どうせやるなら、近年、豪州や欧州で流行りのPause at the finish(フィニッシュリリース後に動きを一瞬止めるUT漕)をやろうと提案しなおし、実施してみた。

Psuse at the Finish(P@F)に関する当ブログの過去記事:
http://d.hatena.ne.jp/oyajisculler/20170614#p1
http://d.hatena.ne.jp/oyajisculler/20170615

UT漕は、いつもはSR19辺りとなるが、P@Fで漕ぐと、自然とレートが落ち、SR17となった。
P@Fで漕ぐとレートが落ちた分、キャッチ時の艇速が遅くなり、ブレードで水を掴みやすくなり、フィニッシュまでのドライブ加速感が体感しやすくなる。
上記の記事に詳細を纏めてあるが、有効レンジの拡大、ブレードワーク改善、水中ドライブ感の改善、フィニッシュでのバランス感覚体感など、様々な面で良い練習となる事をクルーで確認することが出来た。
今後は、荒川での低レートUT漕は、P@Fで行おうと思う。

秋ヶ瀬からP@Fで1000mほど漕いだところで、緑悠会クルーとすれ違った。
そこで、緑悠会クルーに折り返して頂き、2杯並漕の合同練習を開始した。

最初はSR30でのパドル3本+20本 x 5セット。
昨年までは、並べると、淡青会クルーは緑悠会クルーに遅れを取っていたとの事だが、今日はパドル短漕は全て淡青会がリード出来た。
UT漕で培った、長い有効レンジで漕ぐと、SR30で加速感を出すことが出来た。

パドル短漕後は、少しレストを取ってから、1000m一発の並べ。
レートはSR28程度を申し合わせたが、こちら(淡青会)の方はSR31ぐらいまで上がってしまった。レートが上がってしまったので、最初からレンジが切れてシャカシャカしたリズムになり、パドル短漕の漕ぎが出せず、終始レンジが切れたシャカシャカの漕ぎに。
それでも少しずつこちらがリードし、最後は少し水を開けて勝つことが出来た。

笹目橋通過後は、各々のクルーでUTや技術練習をして揚艇。

本日の写真:
 10時55分。新潟大学OBクルー@荒川
 11時13分。揚艇後、新潟クルーと東大淡青会クルーの集合写真

来週からは、全日本マスターズレガッタ(60歳以上のFクラス)出漕クルーでの乗艇トレーニングを行う予定。