Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

淡青会エイト、P@F付きUT漕

oyajisculler2018-08-12

昨夕から小雨が降っていて、今朝は気温が低めで涼しかった。
今日は週1回の淡青会エイト乗艇。

先週は8時半集合で、気温が高く暑かったので、今日は30分繰り上げて8時集合。

前述の通り、今朝は小雨交じりで曇っていたのと、少し早めに集合したので、涼しく乗艇出来た。

岸蹴り前に手短にMTG

UT漕はP@F付きで実施しているが、ノーワークをP@F付きとするか否かで皆さんの意見を聞いた。
結論としては、低レートで漕ぐ際は、UT同様にP@F付きで行こうという事になった。

また、P@F付きUT漕を今年冬場から実施し、有効レンジやブレードワーク、そしてドライブの加速感が改善しつつあるが、クルーの中にP@F付きで漕ぐ事に納得していないという方がおられた。(これには少々ビックリした)

P@F付きで低レートUT漕を行うことによる狙いや改善点を改めて説明した。
即ち、

  1. リリース時に動きを止めることで、合わせやすくなり、且つ、レートが低いので心肺系に無理な負担を掛けずに延々と漕ぎ続けられる。
  2. レートが低いので、1本1本ドライブの加速感を出しやすい。また、自然にドライブのフォースカーブ擦り合わせができる。
  3. レートが低いので、キャッチフィニッシュのブレードワーク難易度が下がり、ブレードワーク改善を取り組みやすい
  4. レートが低いので、艇速が低く1本1本、強くドライブする事ができる。
  5. レートが低いので、精神面でも余裕が出て、漕ぎの改善に取り組みやすい。
  6. レートが低く、フォワードの時間が長いので、踵でバランスを取るというバランスコントロールの原理を理解しやすい。
  7. 尚、P@F付きUT漕をメインに取り組んでいても、フィニッシュで動きを止める動きがレースレートでの漕ぎに悪影響を及ぼすことはない。


今日も荒川は台風の増水影響(昨夜の雷雨の分も足されたか)が残っていて、川の水は濁り、また、流れは速かった。

今日の出艇時間帯は荒川の下げ潮の時間帯。前述の通り大雨増水の流れと潮の流れが合成されて荒川の流速は毎秒50cm程度あった様に見えた。

いつものメニューでW.Upした後、P@F付き低レートUT漕を実施。この時期は暑いので6分おきに給水を実施。

往路は逆流なのでGPS SpeedCoachの示す艇速は2'35"/500m, SR16と遅かった。
往路は艇速表示が伸びないので、いつもよりレートを下げてブレードワーク改善や、1本1本の水中ドライブの加速感醸成にフォーカスして漕いだ。

涼しかったので、淡青会エイトとしては久々に秋が瀬まで上った。秋が瀬で折り返してからは、順流。
艇速表示は一気に伸びて、2'05"/500m、SR16.5。瞬間最高艇速では1'57"/500mも出た。

今日は30代の若手1名が乗るなど、いつもと少しクルー構成が違ったためか、バランスがやや不安定だった。

復路、笹目水門を越えた辺りからパドル10本 x 6を実施。レートは28から入り、後半3本はSR32で漕いだ。
速めの順流に乗り、SR31.5で1'35"/500mの艇速が表示された。

尚、出艇前にP@F付き低レートUT漕での練習に納得できていないという方が1名おられたが、乗艇の最後に行ったパドル10本短漕で良い漕ぎが出来たので、P@F付きUT漕の効果を実感頂けたと思う。

何れにしても漕ぎを改善するには、長い期間を掛けての地道な取り組みが必要である。

 9時26分。秋が瀬にて。

以上