Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

京大戦エイト、4連覇ならず

oyajisculler2016-07-05

京大戦対校エイト、東商戦後の2か月間、4連覇を達成すべく、出来る事は全てやった上で臨んだ。
ジュニアエイトは序盤から果敢に攻め、勝ちをもぎ取りに行ったが、ラストのカーブで並ばれ、最後のスパート合戦で僅かに差されて負けとなった。
今大会に向けて万全を期して臨んだ結果であり、受け入れざるを得ない。

しかし、レースをやってみて分かった事もある。

即ち:

  1. 東大エイトはスタートのトップスピード(瞬間最高艇速で1'16"/500m)に優れるが、漕ぎが粗く、コンスタントでの漕ぎのスムーズさ、リラックス感が不足しており、中盤から終盤にかけて京大に追い付き追い越された。各自の漕ぎの精度や整調のリズム感の問題。これが改善できれば2艇身は速くなる。
  2. ラストスパートで無い力を絞り出すテクニック、精神力。これが改善出来れば、半艇身は早くなる。
  3. 瀬田川2マイルレースは、序盤と終盤にあるカーブに勝敗のポイントがあり、ここでインとなる石山サイドがやはり有利だった。瀬田サイドで勝ち切るには、中盤の石山カーブで相手に水を空ける差を付けねばならない。

上記1,2の課題に関しては、新人戦に向けて整調の発掘、育成、並びに最適なシート配置、そして漕技改善&戦術としてのラストスパートの反復練習をすることで対策する予定。
新人戦、優勝を狙ってベストしよう。