Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

京大戦エイト、初乗艇

oyajisculler2014-05-01

京大戦エイトは、今朝から乗艇練習開始。
漕手は、ジュニア漕手9名の中でリハビリ者:A尾を除いた8名で編成。(東商戦から1名入れ替え、S口が入った)
コックスは2名の中から、2週間程かけて選考する。
シート配置は、瀬田川での2マイルコースでのカーブワークを勘案し、最初にトップスピードで入る唐橋手前の大きなカーブを上手く曲げること、そして、レンジの長い漕手を整調とする事などを勘案し、バウサイド整調のリガー配置とした。
昨夜、リガーの付け替え作業を行ったが、こういったリガー付け替え作業などを日頃から行っておくことで、艇の構造を理解する良い機会となる。何事も勉強だ。
昨夜遅くまでリギング作業を行ったので、今朝はいつもより45分起床を遅らせて、6:25分頃に岸を蹴った。
昨夜から今朝に掛けて大雨が降ったこともあり、今朝の荒川は幾分水位が上がっている様に見えた。(今朝の満潮時潮位:2.43m。昨日は2.22m、約0.2m増水)
雨が降ると水温が少し下がる傾向があるが、今朝の荒川の水温は一昨日より1.5℃程度下がっていた。:

  • 笹目水位塔前:20℃
  • 彩湖水門横: 18.5℃
  • 大曲: 17.5℃
  • 秋が瀬:16.5℃

さて、乗艇開始。
整調及びリガー配置をガラリと変えたので、漕ぎのリズムや艇の進み具合がどうかわるか?と興味深く観察した。
このジュニア漕手の中では最もレンジの長いH田が整調となったので、有効レンジが長くなり、全体的にユッタリしたリズムとなった。この点は期待した通り。
休みが3日入ったことと、シート構成が大きく変わったこともあり、W.Up時のバランスは今一安定しなかった。
しかし、一本一本の水中レンジが伸びた分、艇速が幾分向上した様に見えた。
静止スタート練習では、一本目でS-side勝ちしていた。この辺りもリガー配置を変更する際の目論見通り。
往路のW.Upでは南南東の順風が吹いていたこともあり、ハイピッチのトップスピードは東商戦時より良い艇速が出ていた。
NF-UTでは、バランス安定性はまだまだだったが、水中の一本一本の出力は良く出ていた。
但し、8人の水中出力フォースカーブのシンクロ度はまだまだで、各自が各々力で押している感があるので、今後シンクロ度を上げるべく精進させたい。
瀬田川のレースで要求されるカーブワークについても、早速、今日から取り組みを開始した。
無限号は船底キールラインのキャンバーが大きく、船首と船尾の船底が切り上がっているため、舵効きが非常に良い。
今日もコックスが舵を切って、殆どタイムラグ無く船尾が振れて、クイクイと漕ぎ見よく旋回していた。
クルー編成初日としては、なかなか良い感触と見た。

以下、今朝の様子:

NF−フィニッシュワーク。バランスが今一

今朝は南南東の風(往路順風)
 NF-UT 水中は強く押せていた
 順風に乗り、艇速もまずまず
 順流・逆風、瀬田川の鉄橋〜唐橋に似たコンディション