Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

Empacherエイト艇:淡青のノブナットを換装:

ウィングリガーが搭載されるとストレッチャー固定のM6ナット締め付け工具がブリッジの下で扱いにくくなるためにM6ナットの代わりにノブナットが取り付けられるようになったもの。一方、淡青はウィングリガーではなく、通常の3脚リガーなのでM6ナットでも何ら支障無い。
先日、あるジュニア選手が淡青のストレッチャー位置を動かすために、ノブナットを取り外した。(本当は緩めればよく、外す必要ないが。。。)
その際、”このネジ、どうやって取り付けたらいいんですか?”と困り果てて私に相談してきた。ノブナットを外すと中にある円柱状のナットが不安定になり、良く見て取り付けないと上手く入らない問題がある。
ということで、東商戦レースに先立ち、不安要素は一切排除したいという事と、このタイプのノブナットは扱いにくいという事を勘案し、今回、淡青からノブナットを全て取り外し、通常のM6ナット+ワッシャーに換装した。
外したノブナットの単重は@9.3グラム。一方、M6ナット+ワッシャーの単重は@3グラム。エイト1艇で合計24セットなので、合計約150グラム軽くなるという副次効果も得られた。
外したノブナットは小さな紙箱に入れて、中身が分かる様に上に注意書きしたものを浅野艇庫事務机の上に置き、LBRCに返却した。
<関連の写真>
 左が元々搭載されていたノブナット。右は通常のM6ナットとワッシャー
 淡青から外したノブナット24セット。皿を含めた重さが301g。皿の重さが77gなので、ノブナットは24個で224g。単重@9.3g
M6ナット+ワッシャーは2セットで6g。即ち、単重は@3g
外したノブナット24セットは紙箱に入れた。
 中身が分かる様に、箱の表に中身を注意書きした。
 LBRCへ返却するため、箱は浅野艇庫2Fの事務机の上に置いた。

ついでながら、工具不要のノブナットを取り付けるのであれば、La Virtuや天祐、天寵に取り付けた通常の回し締め式のノブナットの方が扱い易い。
 東大漕艇部やLBRC艇で一般的に使用されているノブナット。(デルタで販売している)

以上