Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

24年ぶりの戸田コース洪水か?

oyajisculler2015-09-09

愛知県に上陸し、福井県に抜けた台風18号は関東地方に大雨を降らせた。
この影響で、戸田コースは朝から土砂降りの雨。
この雨が小康状態と土砂降りを繰り返しながら戸田コースに大量の雨水を齎せた。
当然、荒川の水位も上昇し、16時頃には3mを超え、濁流となってゴミや流木が凄い速さで流れて行った。
17時頃には大雨と晴れが繰り返す様な状況で、晴れ間には戸田コースを跨ぐような形で綺麗な虹が発生した。
 戸田コースを跨ぐ美しい虹
 虹をバックに記念撮影の女子マネージャー3人娘(何れも4年生)

一方で、ポンドの水位は最初は周囲に降った雨水で徐々に水位が上がる程度だったが、18時を過ぎる頃には堰を切ったように一気に水位が上昇し始めた。
これは平成3年の戸田コース大増水(洪水)の再来かと予測し、東大艇庫の前のポンド脇歩道に平置きしていた遠征チームの艇を、東大敷地内に避難させた。
 14時頃、最初に避難してきた仙台大学のボート。
(その後、同志社大学:2艇、龍谷大学:2艇、熊本大学:4艇、大垣共立銀行:オールと荷物のみを受け入れた)
丁度、避難作業が終わる頃には、ポンド脇の手摺が水没するまで水位が上がった。正に間一髪のところだった。
この避難作業を行っている頃、戸田公園管理事務所の面々が戸田コースの水位状況を視察に来た。
彼らに水位上昇の理由を問うと、”笹目川の水位が上昇し、戸田コースを仕切る閾を超えたため、一気に水が戸田コースに流れ込んでいる”とのこと。
 20時頃の戸田コース。(現在更に水位上昇中)
荒川の水位を見ると、23時現在で4.04mA.P.。東京湾の潮位は現在上昇中で明日の未明3時頃に満潮となる。という事は荒川の水位は4時頃まで上がり続けるという事であり、ポンドへの水の流入も明日の朝まで続くという事だろう。何とか床下浸水だけは避けたいところだ。

夜間にポンド増水対応で審判用カタマラン艇の係留場所移動などを行っていた学連メンバーの話では、スタート地点のステッキボード施設が水没しているとのこと。恐らく全日本初日の午前中のレースは出来そうにない。4日間の日程を3日間にするなどの対応が求められそうだ。

以上