Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

干潮時の岸蹴り場パトロール

Head of the Jinduで持ち出したマイオールを、戸田の艇庫まで運搬した。
8時頃に戸田公園駐車場に到着。

干潮時に岸蹴り場をパトロール

荒川は、丁度、干潮時刻なので、直ぐに土手を越えて岸蹴り場へ。
朝8時の荒川水位@笹目は、0.8mAP。
岸蹴り場の8段ある石段の最下段の8段目が丁度干上がる水位。
以下の写真に示す通り、岸蹴り場前の川床の状況を視察した。
要点は以下の通り:

  1. 人海戦術による石段の上段の泥流しの成果もあり、石段には泥は残っていなかった。Good!
  2. 岸蹴り場の上にある河川敷草地に堆積した泥は、干上がって確り固まっていて、普通に歩くことが出来るようになっていた。
  3. 川床に堆積したヘドロは、ある程度流されていて、増水前に比べて5cm~10cmほど泥・砂が上積みされているが、ある程度硬く締まりつつあるので、川床を歩いても大きな支障は無さそう。
  4. 岸蹴り場前の川床は、インカーブ故、遠浅になっている。このため、写真に示す通り、上流から流れてきた流木やゴミなどが点々と沈下している。荒川水位が1mAP@笹目以下の時には着底している流木に注意する必要あり。
  5. 岸蹴り場石段の上流端前の川床にオワンボートが、船底を上にして沈んでいる。概ね水位1mAP以下になると船底が水面上に浮上する。水位1.3m以下(石段の上から6段目以下)で岸蹴りする際には、この沈船の存在に留意する必要がある。
  6. 上記以外には、岸蹴り場前のハザードらしきものは観察されなかった。
  7. 戸田岸蹴り場~秋が瀬鉄橋間の水路は、航行に関して、増水前と基本的に変わったところは観察されなかった。

 7時58分、干潮時の岸蹴り場の様子(水位=0.8mAP@笹目)
 一番下の泥が堆積しているところは上から8段目。泥・砂が5cm~10cm程度堆積している。また、石段の上流端の河床に沈没したオワンボートの船底が見える。
 8段目に堆積した泥の様子。流木も見える。
 オワンボートの船底。0.8cmAPの水位で船底が水面から10cm程度干上がっていた。
 岸蹴り場の上流側にある石段。石段には泥はなく使えそうだが、河床には流木やゴミが見えた。
 河床に見える沈下木やラジカセ
 こちらは岸蹴り場前の河床。流木が見える。恐らく、岸蹴り場前の川床には流木などが、こんな感じで点在していそう。冬場は、川床が大きく干上がる(笹目水位で0.4mAP以下)のは夜中なので、日中に川床が干上がる春先に川浚いで流木を撤去したい。

シングルスカル乗艇(秋が瀬往復)

岸蹴り場のパトロール後、急ぎ着替えてシングルスカルで荒川に出艇。
8時半過ぎに岸を蹴ったが、水位は0.8mAP。
川床に流木が点在していることを念頭に、注意して沖まで艇を運んだ。
岸を蹴った時が下げ止まりで、その後、徐々に上げ潮。
今日のメニューは、B1 UT(SR17以下)と2000m試漕。
緩い上げ潮と川本来の流れが打ち消し合い、川の流れは殆ど無く静水。
一方、北西の風が2mほど吹いていて、往路は逆風、復路は順風だった。

明後日から戸田コースで開催される東日本選手権の2000mレースに出漕する。
この準備として、軽めの負荷で2000m試漕を行った。
大曲スタートで下りに向けて実施。
要領は1Qをレースペース、中盤1000mはレートをSR26~27に落として楽に巡航。4QはSR30までレートを上げてレースベースで漕ぐ形。
北西の順風下で行えたので、まずまずの艇速が出せた。

明後日の東日本選手権、大学生とのレースが楽しみだ。

<写真>
 8時37分、シングルスカルで荒川に出艇。この時の水位はも0.8mAP。水位は浅かったが、特にトラブルなく岸蹴りできた。
 9時32分、秋が瀬到着。水温15度。水の透明度は大分改善した。
 10時20分、揚艇前。水位が1.0mAPまで上昇し、8段目の石段は水中に没していた。(上げ潮で、岸蹴り時より20cm程度水位上昇)岸蹴り場上流端にああったオワンボートは水没して見えなくなっていた。
艇庫到着。

以上