Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

春の嵐、戸田では不発

oyajisculler2017-04-18

昨夜の天気予報では、未明から朝に掛けて日本海を東へ通過する強い低気圧の影響で、日本列島は西から東に掛けて、広範囲で強い風が予想された。
戸田でも南の風6〜7mと強い雨が予想されていた。
しかし、朝5時頃の戸田コースは、南の風4m程度。雨も殆ど降っていなかった。
南の風も荒川の土手で遮断されるので、コースの上は概ねいつもと変わらぬコンディションだった。
戸田コースは、昨夜から降り続いた強めの雨が溜まり、水位がいつもより10cm程度上がっていた。
水温は17.5℃と雨が降った割には高め。

以上より、今朝は予定通り、ポンドで2000m x 2によるSpeedCoach CAL補正を実施。

1限出席者のいる天寵と無限は5時過ぎに岸蹴り。残りの4+、1X,W2Xは5時30分岸蹴り。
5時台は穏やかな南風だったが、6時を過ぎた辺りから、30分間程度、南南西の風が強まった。

各クルーの漕ぎを見たが、気になったのは天寵の艇の進み方がギクシャクしてスムーズな加速感が見られなかったこと。
原因は、物理レンジが短い事、また、ミドルからフィニシュに掛けてブレードが浅くスリップして有効レンジが短い事。全体的に短いレンジでシャカッと漕ぐイメージ。
目指しているのは、キャッチでブレードで水を掴み、キャッチから確りオールをベンドさせ、ベンドの力でフィニッシュに向けてスムーズに加速し、最後はシャフトの撓り戻りを活用して艇を加速してリリースすること。
先ずはブレードに体重を載せて艇を加速し、ネットリと、”グイーン!”と艇を加速するイメージを持つ事が肝要。
この事に早く気付いて、艇をスムーズに加速出来る様になろう。

この点に関しては、無限の方が天寵より上手く漕げている。ブレードに体重を載せて漕ぐという面で、天寵は要改善だ。力でガツン通して艇を進めようとするのは下手なやり方。