Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

荒川下流水域(堀切往復)の浅瀬について:

今回も戸田橋より下流水域で堀切水門往復の遠漕メニューを実施したが、常磐線鉄橋を下ったインカーブ側の岸から20m位のところが浅瀬になっていて、コーチ4名の乗船するモーターボートのプロペラが川底の泥に捕まってエンジンが停止した。幸いエンジンやプロペラの損傷は無かったが危なかった。
遠漕メニューの水路図は以下のとおり:

水路はS字状に蛇行しているが、全体的に東京側(下り方向で見た場合、右舷側)にカーブしている。川のカーブでは、流れは遠心力でアウトカーブ側で流速が速く、インカーブ側で流れが緩くなる。この関係でインカーブ側に泥が堆積して浅瀬が出来る。
今回は荒川基準水位で1mを切る低い水位の中で行ったこともあり、モーターが浅瀬に乗り上げた。
浅瀬は水面上からは確認できないので危ない。おやじが知っている堀切水門往復水域での浅瀬は、往路における五色桜大橋手前カーブのインカーブ、そして今回モーターが乗り上げた常磐線鉄橋から堀切橋に至る水域の東京側。この浅瀬水域には浅瀬を示すブイが打ってあるので、水面付近を見れば分かる様になっている。
次回12月29日の合同エイト練習でも、今回とほぼ同じ潮位で行うので、浅瀬への乗り上げは十分に注意する必要がある。
回避方法は非常に単純。往路、復路共に川の中央付近を航行すること。普段航行しない水域に於いて、コックスは間違っても、インカーブに入ってショートカットしてはならない。

以上