Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

東大対校チームの予選:

まずは、対校セカンドクルーのM4X。序盤から徐々にリードを広げ、最後は3L近い差で一位通過。
ここまでは良かったが、トップボールがゴールラインを通過した瞬間に、バウが両手のオールを放り投げ、勝ったとばかりに万歳の姿勢を取った。その瞬間、”パコーン”という乾いた音がポンドに響き渡った。トップスピードの状態で流れたオールが、バクステーに当たり、梃子の原理でオールが折れてしまった。
本人は、ボート選手生活で初めての一位通過で喜びを思い切り表現したかったのだろうが、自分の使う道具=オールに対する愛情が欠如していたということ。現時点では、彼にはオアズマンという称号は与える事ができない。
金銭的にも、このパフォーマンスの代償には大枚が掛かったという事だ。

次は、東大ボート部の看板を背負った対校エイト。スタートから勢いよく飛び出し、そのままリードを広げつつ、2位以下に50m以上の差を付けて一位通過できた。
喜びを表現するクルー、そして応援の東大ボート部員。漸くハードトレーニングの成果が出た瞬間だ。
一方で、エイトの予選タイムで見ると、東大エイトのタイムは6番目。
明後日の準決勝が勝負所となる。

頑張ろう!

以上